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S.H.MonsterArts スペースゴジラ レビュー

S.H.MonsterArts スペースゴジラ レビュー

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破壊神降臨!

今回は映画『ゴジラVSスペースゴジラ』に登場した宇宙怪獣「スペースゴジラ」のS.H.MonsterArtsフィギュアをレビューします。

S.H.MonsterArts スペースゴジラとは

S.H.モンスターアーツ「スペースゴジラ」の全身を、正面から撮影した写真
宇宙怪獣スペースゴジラ。
名称S.H.MonsterArts スペースゴジラ
全高約16.5cm
仕様PVC、ABS製
販売形式一般店頭発売
発売日2012年3月
主な登場作品ゴジラVSスペースゴジラ
※発売当時の情報です

スペースゴジラは映画『ゴジラVSスペースゴジラ』に登場した敵怪獣。ビオランテの粒子、もしくはモスラに付着したG細胞が宇宙空間に飛散し、結晶生物と融合して誕生した宇宙怪獣です。誕生がゴジラの過去の敵怪獣に由来するのは、続き物である平成VSシリーズならではの設定。映画公開当時は興奮しましたね。

照明を調整し、スペースゴジラの悪魔的シルエットを強調して撮影した写真
破壊神の異名に相応しい悪魔的なシルエット。

このS.H.MonsterArts スペースゴジラは発売は2012年と古く、モンスターアーツシリーズでは大分初期のフィギュア。しかしクオリティは近年のものとまったく遜色ありません。

最近カラーリングの変更と、結晶体をバトルダメージ状態に換装できる「S.H.MonsterArts スペースゴジラ 福岡決戦Ver.」が発売されたばかりですが、基本的な本体の造形自体は、宣材写真を見る限りこの初期版と変わっていないように見えます。初期版発売から12年経った現在でも十分通用する造形です。

フィギュア全体のレビュー

咆哮するポーズで、S.H.モンスターアーツ「スペースゴジラ」の全身を撮影した写真。
スペースゴジラ全身のショット。
咆哮するポーズで、下から見上げるようにスペースゴジラを撮影した写真。
ゴジラより筋肉が強調された腹部。

全身のショット。アイデンティティでもある両肩の結晶体が、全身のボリュームを引き上げています。

スペースゴジラを右側面より撮影した写真
側面より。
スペースゴジラの背面を、右側後方斜めより撮影した写真
後方より撮影。両肩・背びれ・尻尾にも結晶体が。
スペースゴジラの背面を、後方より撮影した写真
スペースゴジラの背面を、左側後方斜めより撮影した写真
S.H.モンスターアーツ「スペースゴジラ」の全身を、正面左斜めより撮影した写真
左足が外側にやや開いた状態がデフォルト。そのため立ち姿は基本的には開脚気味になります。

映画のキャッチコピーは「破壊神降臨」。

宇宙エネルギーを使役し、福岡の街を破壊するだけでなく自らのバトルフィールドに作り変えていく姿は、従来の地球怪獣とは一線を画した戦闘スタイルでした。

各部ディティール

S.H.モンスターアーツ「スペースゴジラ」の顔面をアップで撮影した写真。
顔面は結構小顔。口にはビオランテを想起させる巨大な牙が。
スペースゴジラの顔面パーツを咆哮した状態にして撮影した写真。

顔面と両肩の結晶体アップ。造形のベースはゴジラですが、ビオランテを想起させる巨大な牙と、鋭利な結晶体の角(スペースホーン)が特徴。目つきもゴジラより鋭く、より凶悪な顔面に仕上がっています。

スペースゴジラの結晶体の背びれをアップで撮影
両肩の結晶体と背びれ。肩の結晶体にもう少し透明感・光沢感が欲しかったかも。
S.H.モンスターアーツ「スペースゴジラ」の背中と背びれにクローズアップして撮影した写真

フィギュアでは両肩の結晶体が背びれと同じ乳白色になっていますが、劇中はもう少しクリアで、ほんのり透明感があったイメージ。ここだけは少し残念かも。

最近発売された「S.H.MonsterArts スペースゴジラ 福岡決戦Ver.」のダメージ状態は、宣材写真を見る限り、この初期版よりは透明感がありそうですが……。

スペースゴジラの右腕をアップで撮影
腕。ゴジラとさほど変わらない造形。
スペースゴジラの両足をアップで撮影した写真
両足。こちらも関節部分以外はゴジラと同じ造形に見えます。

腕と足のアップ。ここに関しては関節部分以外、VSゴジラとほぼ同じ造形。

スペースゴジラの尻尾の結晶体にフォーカスして撮影した写真
MOGERA(モゲラ)のプラズマメーサーキャノンを破壊した結晶体の尻尾。

MOGERA(モゲラ)のプラズマメーサーキャノンを破壊した尻尾。劇中でMOGERA(モゲラ)を押し潰したという事はこの結晶って相当な硬度を持っているという事ですよね。ここはゴジラと明確に異なる箇所です。

付属品はビームエフェクトと結晶体

S.H.モンスターアーツ「スペースゴジラ」と、フィギュアに付属する結晶体パーツを並べて撮影
付属する結晶体。ビームエフェクトのスタンドパーツにもなります。
スペースゴジラとフィギュアに付属する結晶体パーツを並べ、下から見上げるように撮影した写真
スペースゴジラと結晶体を並べて、側面より撮影

フィギュアにはビームエフェクトと結晶体パーツが付属。

付属するビームエフェクトパーツで、劇中のスペースゴジラのビーム攻撃を再現した写真
スタンドを付けてビーム攻撃を再現。

結晶体はビームエフェクトパーツのスタンドの役割を持っています。

劇中のスペースゴジラのビーム攻撃を再現し、下から見上げるように撮影した写真

ビームエフェクトはオレンジ色ですが、劇中ではもう少し赤みが掛かった色でした。

劇中のライバルと並べる

S.H.モンスターアーツ「スペースゴジラ」と、特撮リボルテック「モゲラ」が対峙する構図で撮影した写真
モゲラとの対決……ってアレ?

ここでモゲラを用意し、劇中での対決を再現……ってなんか違うような。

S.H.モンスターアーツ「スペースゴジラ」と、特撮リボルテック「モゲラ」を並べて撮影
宇宙から来た者同士、仲良くしよう。
S.H.モンスターアーツ「スペースゴジラ」と「MOGERA(モゲラ)」を並べて撮影
S.H.MonsterArts MOGERA(モゲラ)

間違えた。こっちでした(茶番)。

スペースゴジラが映画劇中で対戦した相手は、全てS.H.MonsterArtsで商品化されています。劇中内の登場怪獣が全て揃った最初のシリーズがこの「ゴジラVSスペースゴジラ」でした。

S.H.MonsterArtsシリーズがスタートして立て続けにスペースゴジラ関係の個体が商品化され、「これは俺達VSシリーズ世代に全力でフォーカスしたブランドだ!」と当時嬉しかったです。

S.H.MonsterArts MOGERA

スペースゴジラとMOGERA(モゲラ)が対峙する構図で撮影
MOGERA(モゲラ)」が「スペースゴジラ」にスパイラレグレネードミサイルを構える構図で撮影
スパイラルグレネードミサイル。

MOGERA(モゲラ)といえば、劇中でパイロット新城(橋爪淳)が攻撃する際の「Fire!」がやたら耳に残っているのは私だけでしょうか。なんか言い方がメッチャ格好良かったよねアレ。

MOGERA(モゲラ)がスペースゴジラにドリルアタックを仕掛ける構図で撮影
「ドリルアタックだ!」

S.H.MonsterArts ゴジラ

S.H.モンスターアーツ「スペースゴジラ」と「ゴジラ」を並べて撮影
記念すべきモンスターアーツ第一弾「ゴジラ」と。
S.H.モンスターアーツ「スペースゴジラ」と「ゴジラ」が対決する構図をゴジラ寄りの視点から撮影した写真
スペースゴジラとゴジラが対決する構図を、スペースゴジラ寄りの視点から撮影した写真
スペースゴジラのビーム攻撃を受けるゴジラを撮影

まとめ

S.H.モンスターアーツ「スペースゴジラ」の上半身のカット
スペースゴジラの全身写真
S.H.モンスターアーツ「スペースゴジラ」が咆哮するポーズで撮影した写真

以上、S.H.MonsterArts スペースゴジラでした。

S.H.MonsterArtsシリーズでは初期のフィギュア。かつゴジラ以外の怪獣として初めてラインナップしたのがこのスペースゴジラですが、クオリティは当時から既に完成されている決定版だと思います。

第一段のVSゴジラは顔の造形や全体のプロポーションを調整して何度も新作が出ていますが(一応、建前としては作品のスーツ違い設定)、スペースゴジラはその後発売された「Special Color Ver.」「福岡決戦Ver.」共に、基本的なプロポーションが変更されたようには見えません(初期版しか持っていないので完全な比較は出来ませんが)。現在でも十分通用する造形です。

発売から12年が経ち、この初期版は現在は入手困難なのでコレクションしたい方は最近発売された「福岡決戦Ver.」の方をオススメします。

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