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護衛艦ひゅうが 撮影レポート | 護衛艦in仙台港 2023

護衛艦ひゅうが 撮影レポート | 護衛艦in仙台港 2023

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今週末の7月14日(日)、15日(月)。「護衛艦いせ」が仙台港高松ふ頭にやってきます

東北地方で大型護衛艦が見られる貴重な機会です。楽しみですね!

護衛艦「いせ」。2012年観艦式事前公開にて撮影
護衛艦「いせ」。2012年撮影。

去年は「ひゅうが」が来ている

さて、話は変わりますが、「ひゅうが型護衛艦」は去年も仙台港で一般公開イベントを開催しています。

2023/9/20 【護衛艦in仙台港】土日で開催時間が違うので注意。他、会場への行き方

そこで思い出しました。

私、去年の「護衛艦in仙台港」と「横須賀オータムフェスタ」を告知だけして、現地レポートをアップしていない事に😨

言い訳するとRAW現像がまったく追いつかず、そうこうしているうちにタイミングを逃しました。。

しかし珍しいことに2年続けて大型護衛艦の仙台港立ち寄り。しかも同型艦の「いせ」が来るとの事なので、その雰囲気が紹介出来たらなと、今さら執筆。

ということで、今さら「ひゅうが」乗艦を振り返る

そういうことで、今さらなんですが昨年の護衛艦in仙台港「ひゅうが」乗艦を振り返りたいと思いますw

まあ、護衛艦の紹介が目的なので、別に何年前のイベントだろうが記事にして良いと思っていますがね。引退している「護衛艦くらま」なども今後載せていきたいし。

ちなみに写真はイベント2日間の両日分を混ぜて掲載しています。時系列順にはなっていませんのでご注意ください。若干ヘリの配置や、開放していたエレベータに違いがあります。

ひゅうが全景

仙台港に停泊する護衛艦「ひゅうが」。護衛艦in仙台港2023にて撮影。
「ヘリコプター搭載護衛艦 DDH-181 ひゅうが」
焦点距離:16mm / Tv:1/160 / Av:F11 / ISO:100
Canon EOS 7D + Canon EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM

平成16年度計画艦。命名前は通称「16DDH」と呼称されていた護衛艦「ひゅうが」の全景です。全長は197m。基準排水量13,950t。

戦後初の全通甲板型の護衛艦(※1)として、竣工前から大変な期待を寄せられていた艦です。竣工当時は日本最大の護衛艦でした。

※1 前例である「おおすみ型」はあくまで輸送艦。

護衛艦「ひゅうが」の艦首アップ写真。護衛艦in仙台港にて撮影。
艦首とCIWS。
護衛艦「ひゅうが」の艦橋アップ写真。護衛艦in仙台港にて撮影。
艦橋のアップ。「ひゅうが型」と発展型の「いずも型」は非常に似ているが、艦橋のFCS-3レーダーを見れば遠目でも識別は容易。

ファランクス(CIWS)

近接防御用のファランクスのアップ写真。レドーム部分がR2-D2みたいとよく言われています。

護衛艦ひゅうがに搭載されているファランクス(CIWS)を艦の外側から望遠レンズで撮影した写真。
ファランクス。
護衛艦ひゅうがに搭載されているファランクス(CIWS)。甲板上で撮影。

長蛇の列だが、わりとサクサク進む

ひゅうがに乗艦する様子

乗艦は長蛇の列。

これが汎用護衛艦であるDDやDEタイプだと、甲板を歩けるスペースも少ないため、なかなか列が進みません。

しかし「ひゅうが」はDDHタイプの大型艦。収容人数がとても多く、そこまで待ちませんでした。

ひゅうが入口

格納庫

護衛艦ひゅうがの格納庫の写真。
甲板下のヘリコプター格納庫。

艦内の様子。ここは格納庫です。公称では最大10機程度のヘリコプターを搭載出来ます。

基本的な艦載機は「SH-60J」や「SH-60K」。その他必要に応じて「MCH-101」等も搭載します。

護衛艦ひゅうがの格納庫から下降中のエレベーターを撮影。
艦載エレベーター。

格納庫よりエレベーターを見上げる。

護衛艦ひゅうがの格納庫からエレベーターに搭乗し、甲板に上昇中の写真
エレベーター下降。
護衛艦ひゅうがの格納庫からエレベーターに搭乗した写真。
エレベーター上昇。昔は歓声が上がったものだが。

「ひゅうが型」「いずも型」の一般見学の定番。艦載機用のエレベーターに乗ってみんなで甲板へ移動します。

「ひゅうが」が就役した頃に乗った時は、上昇時に「おぉ~!!」と大歓声が上がったものですが、皆わりと冷静に乗っていましたw 流石にもう慣れたか、県民性の違いかしら。

護衛艦ひゅうがの甲板から下降したエレベーターホールを撮影した写真。護衛艦in仙台港にて撮影
エレベーターに乗って甲板に到着。

飛行甲板

護衛艦ひゅうがの飛行甲板を艦首方向から撮影した写真。
飛行甲板。全長は197m。艦首方向より撮影。
護衛艦ひゅうがの飛行甲板を艦尾方から撮影。護衛艦in仙台港2023にて
艦尾方向より。

空母のように艦首から艦尾まで続く全通飛行甲板。そのため「ひゅうが型」はヘリ空母と称される事もあります。

ヘリスポットは4機分あります。

艦橋(ブリッジ)

ひゅうがの艦橋(ブリッジ)
ひゅうが艦橋。
ひゅうがの艦橋(ブリッジ)を側面方向より撮影
護衛艦ひゅうがの艦橋
ひゅうが艦橋を艦尾方向より。後方は航空管制室。

「ひゅうが」の艦橋。ちなみに護衛艦の一般公開は艦橋(ブリッジ)を見学出来る機会も多いですが、この「ひゅうが型」そして発展型の「いずも型」は、いつも申込み・招待制の限定公開(年齢制限有)な気がします。一般公開で開放された事あるのかな?少なともメモルカは一度も乗れていない😂

そもそも最近は一般公開に体験航海も付随しないし、艦橋の解放機会も減って、全体的にイベント自体が縮小傾向な気がします(個人的観測)。

もはや、そういう余裕のある時代では無いのか。

哨戒ヘリコプター SH-60K

哨戒ヘリコプター「SH-60K」。護衛艦ひゅうが甲板にて撮影。
哨戒ヘリコプター「SH-60K」。
K型とJ型の見分け方。ローターブレードの先端が曲がっていればK型。

当日搭載していた哨戒ヘリコプター「SH-60K」。K型はJ型の改良型です。

ぱっと見だと見分けが全くつきませんが、ローターの先端形状や、キャビンの窓の数。機体左窓のバブルウィンドウの形状等が異なります。

遠くにイージス艦「みょうこう」が停泊中

停泊する「護衛艦みょうこう」と、爆混みする駐車場。護衛艦in仙台港2023にて。
イージス艦みょうこう。眼下の駐車場は大渋滞。

ちなみに「ひゅうが」と一緒に「みょうこう」も来ていました。

今回のイベントでは見学は出来ませんでしたが、「ひゅうが」の甲板上から停泊中の姿が確認出来ます。

仙台港に停泊する、こんごう型護衛艦「みょうこう」
こんごう型3番艦みょうこう。

みょうこうは10年くらい前にも仙台港に来てた記憶が。その時は乗せてもらったなあ。てか写真あるわ。

10年前に来仙した際のみょうこう。自衛艦in仙台港2013にて撮影。
自衛艦in仙台港2013の時の写真。

まとめ

護衛艦ひゅうがの舷門(げんもん)の写真
ひゅうがの舷門(げんもん)。
仙台港に停泊する「ひゅうが」の写真
仙台港に停泊するひゅうが。

以上、今さら振り返る「護衛艦in仙台港2023」、ひゅうが乗艦レポートでした。

仙台港にこれ程の大型艦が寄港したのは、とわだ型補給艦「はまな」以来なのではないでしょうか。ここ数年の一般公開は、大きくても「DD」や「DE」型だったような。僕も全て把握している訳ではないので、個人的な印象だけの話ですが。

今年は「いせ」が来る

そしてなんと今年は、同型艦の「いせ」が来るという豪華ぶり。どうした急に宮城地本。いいぞもっとやれ。

護衛艦「いせ」一般公開は、今週の7月14日(日)、15日(月)に仙台港にて開催です。詳しくは宮城地本のイベントページへ。

たった2隻しかない「ひゅうが型護衛艦」を見るチャンスです!興味がある方は是非仙台港へ。

土曜と日曜の開催ですが、開催時間が異なるので、その点は注意してください。

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