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【自衛隊】イベントは地本(チホン)の確認を怠るな

こんにちはメモルカです。

昨今増加している自然災害での活躍。そしてアニメ・ゲーム等様々なメディア展開の影響で、昔では考えられない程に自衛隊・ミリタリー分野に対する認知度・注目度が上がっています。

さて、そんな経緯でミリタリー分野に興味を持った皆さん。「実際に本物を見てみようかな」と次のステップを模索していませんか?

通常、本物を見る機会は基地周辺の地元民でも無い限りそうそうありません。それは平和の証でもあります。

では一体何処で見られるのか?それはイベントです。各種イベントの開催には限りがあり、見逃すと次の機会は数ヶ月~1年後といったパターンもあります。

今回は自衛隊イベントを見逃さずにチェックする際のポイントとして「いつ何処でやるのか」と「地本(チホン)の存在」についてお話します。

基地が無い県にも向こうから来てくれる

2012年山形県酒田港にて撮影した護衛艦「くらま」の写真。
2012年山形県酒田港にて。護衛艦「くらま」一般公開。

まずそもそも自衛隊のイベントは何処でやるのでしょう?自衛隊は全国の各基地・駐屯地に滞在しています。ということは勿論現地で開催します。

では基地の無い県は?例えば僕は艦艇が大好きですが、艦が所属する港基地は全国でもかなり限られますよね。一大決心して大遠征するしか手は無いのでしょうか。

答えはいいえ。毎年自衛隊は貴方の地元、もしくは近隣の県までやってきてイベントを開催してくれます。

(※特定の艦や装備が見たい場合は、やはり現地基地のイベントに赴く必要があります)

大体1ヶ月前ぐらいに告知される

自衛隊のイベントは一般の商業イベントのように、何ヶ月も前から告知されたり、CMをバンバン流したりするものではありません。私もミリタリーに興味を持つまでは、いつ何処で行われているかサッパリ分からず、開催が終わった当日にはじめてテレビニュースで知るぐらいでした。

ここでまず注意するのは、イベントは基本的に直近になって開催の告知があるという事です。大体開催の1ヶ月前ぐらいに急に告知されるので、注意してチェックしていないと、気がついた時には終わっているか、自分の別の予定と被ってしまいます。例外的に何ヶ月も前から告知されるのは、総理大臣が出席するレベルの伝統ある大規模イベント(観閲式や観艦式)が主であり、大抵のイベントは「来月やるで」とある日突然に告知されます。

地本(チホン)の情報をチェックせよ

2013年仙台港にて撮影したイージス艦「みょうこう」。
自衛艦in仙台港2013。主催はネット界隈で有名な宮城地本。

さて、告知が直近になる点はわかりました。

ではその告知を何処で確認するのでしょうか。普通に考えれば自衛隊の公式ホームページですよね。艦のイベントが見たい……。ならば海上自衛隊のホームページでイベント情報をチェック!…それは正しいですが、実は自衛隊のホームページに全てのイベントが載っているわけではないのです。

「そりゃ全部載せていたらキリが無いし……。でも艦とか飛行機が見られる大きいイベントは流石に全部載ってるんでしょ?」と思う方。僕も最初はそう思っていましたが、実はそうでもないのが現状です。

むしろ載っていないイベントこそ、貴方の身の回りでやっています。それは地方協力本部、通称地本(チホン)が主体となって動くイベントです。

大型護衛艦が見られるビッグイベントが海自ホームページに載っていない件

ちょうど直近に良い事例があるので紹介します。2023年9月に海上自衛隊公式ホームページでイベントをチェックしてみましょう。

2023年9月のイベント情報

  • 砕氷艦「しらせ」一般公開
  • 八戸航空基地 開隊66周年記念行事
  • 多用途支援艦「すおう」一般公開
  • 舞鶴航空基地 オータムフェスタ2023
出典:イベント情報|海上自衛隊 〔JMSDF〕 オフィシャルサイト:https://www.mod.go.jp/msdf/event/2023_09.html

2023年9月17日現在、掲載されている艦艇公開イベントは、愛知県の「しらせ」と北海道の「すおう」のみです。

「ふむふむ。9月に艦艇が見られるイベントはこの2つだけか。護衛艦が見られるイベントは無いみたいだ。来月以降に期待しよう」

そう思ってスマホを閉じ、床についた貴方。その裏でこんなビッグイベントが週末開催されるとはつゆ知らず。。月末に悪夢を見る事になるでしょう。

Twitterの下記埋め込みをご覧ください。

イベント「護衛艦in仙台港」。護衛艦「ひゅうが」「みょうこう」公開!

海上自衛隊の中核をなす大型護衛艦「ひゅうが」と、ミサイル防衛を担うイージス艦「みょうこう」。この2隻が集うビッグイベントは、なんと海上自衛隊ホームページのイベント情報に一切載っていません。このイベントは海上自衛隊ではなく宮城県地方協力本部、通称地本(チホン)が主催するイベントなのです。

地本(チホン)と防衛省をチェックしていれば、イベントを逃すことは無い

地本(チホン)とは何か。以下、抜粋いたします。

“チホン”とは、自衛隊地方協力本部(略して「地本」と呼ばれる)という自衛隊の総合窓口です。地本は防衛省の陸上、海上、航空自衛隊の共同機関であり、陸上自衛隊が管理しています。

出典:“チホン”ってどんなところ?|自衛官募集ホームページ https://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/contact/chihon/about.html

地本は各都道府県にある自衛隊の総合窓口であり、主に広報活動、そして自衛官の募集業務を行う組織です。基地の無い県であっても地本は必ずあり、自衛隊と地域社会をつなぐ窓口として機能しています。

つまり地域の広報担当である地本をチェックしていれば、イベントを見逃すことは無いということです。自分の地元や近隣の県。そして狙いの装備が配備されている県の地本を全てTwitterでフォローしましょう。そうすれば向こうから勝手にイベント情報がスラスラ流れてきます。

その他に、防衛省の公式ホームページ「イベント・交流活動」のページを参照すると各都道府県のイベントが一覧で掲載されています。こちらは表示条件に各自衛隊の他、地本も選択可能です。この2つをチェックしていれば、漏れなくイベントを把握する事ができます。ぜひご活用ください。

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