ブルーインパルスの本拠地、松島基地にて「令和7年度松島基地航空祭」が、8月の最終日となる8月31日(日)に開催されました!
まさに夏の締めくくり、最後の大イベントです。
……が、今年も天気は曇り空😭 これで4年連続の曇天スタート。前日の東松島夏まつりの方が晴れ率は高いです(泣)。
それでも、航空祭の魅力は健在!
さて、今年も松島基地航空祭当日の様子を写真付きでレポートしていきます。
事前の晴れ予報が一転、あっという間の曇り予報へ

コロナ禍で中断して以降、どうにも「晴れ運」が止まってしまったのか。
2022年の再開から、これで4年連続の曇り(雨)スタート。2023年は午後に奇跡的に晴れたけれど、雲はずっと残っていました。やっぱり朝から青空で始まってほしいんですよねー。
というか、今年は事前の天気予報では結構良好だったので安心していたのですが。。誰も天気のことは直前まで心配してなかったよね?

1か月ぐらい前は曇り予報からスタート、そこから徐々に改善して2週間前には「晴れ」または「晴れ時々曇り」。確度も徐々にAまで上がり、「今年はいける!」と期待していたのですが……開催直前から、あれよあれよという間にどんどん予報が悪化。
晴れは早朝のみの予報となり、降水確率も上昇。さらに当日にはその僅かな晴れ予報さえも消え、結局、丸一日曇天に。まさかここまでコロコロ変わるとは。いや、もう時期が悪いとしか言いようがありません。
でも不思議なことに、なぜか前日の東松島夏祭りは快晴率が高い。ブルーインパルスの航空祭本番だけ天気が崩れるのは、本当に不思議です。な、なぜなんだ。。
当日のレポート。若松門からの入場が便利すぎる

前日の東松島夏まつりの際に撮影
さて、ここからは開催当日の現地レポートです。
入場は今年も若松門から。
このゲートができてからは、ホントもうここ一択。矢本駅からただ直進するだけで会場に着くので、本当に楽です。
さらに今年は交通規制(雑踏警備?)も入っていて、お馴染みのセブンまで迂回する必要さえ不要に。とにかく駅から一直線、スムーズに入場できました。
会場到着。空はF-2不在で静かな入場

早朝に矢本へ到着して、まず感じたのは「静けさ」。今年はF-2が飛んでいないのです。
百里基地所属機の墜落事故の影響で、F-2は飛行停止措置中。そのため、松島基地航空祭2025でも飛行プログラムはすべて中止となりました。
例年なら、矢本に着いた瞬間に空に轟くエンジン音で「うおおおお、今年も松島基地航空祭が始まる!!!」とテンションが爆上がりするのですが、今年はそれがなく少し寂しいスタートに。
オープニングフライトに向けて、T-4やU-125Aも飛びますが、やはり腹の底に響く轟音は戦闘機ならではです。はやくもう一度あの音が聞きたいな。
今年のゲスト機ラインナップ

さて、今年のゲスト機は 「C-2」「F-15」「F-35」 の3機。
このうち松島基地に駐機し、地上展示を行ったのはC-2とF-15の2機のみ。F-35は昨年同様、今年もフライパスのみとなりました。
F-2は飛ばず、ゲストの駐機も2機だけと、今年の松島基地航空祭は少し寂しいラインナップではありますが、個人的にはC-2を初めて実機で見られた(多分) ので満足です!デカい!
C-2 輸送機

F-15 戦闘機

F-35 戦闘機 ※駐機無し

オープニングフライト! 曇天ながら無事に航空祭スタート

さて、いよいよ松島基地航空祭2025、オープニングフライトの時間です。
会場上空は一面の分厚い雲に覆われていましたが、予定通りにフライトが開始。
UH-60J、U-125A、そしてT-4による飛行で、航空祭の幕が切って落とされました。
午前の飛行展示プログラム


9:00からの飛行プログラムに向けて、移動を開始するブルーインバルス。

無事に全機離陸ました!
いよいよ令和7年度松島基地航空祭のメイン飛行プラグラムがスタートです。
9:00~ ブルーインパルス 訓練飛行

訓練飛行開始!






Canon EOS R8 + RF100-400mm F5.6-8 IS USM + EXTENDER RF1.4x
トップバッターはブルーインパルス。
残念ながら今年も曇天で、第5区分のローパスオンリーです。
それでも、曇天の中を編隊を組んで飛ぶ姿には会場から大きな歓声が。
航過飛行とはいえ、頭上すぐを通過するローパスは迫力満点です。

Canon EOS R8 + RF100-400mm F5.6-8 IS USM + EXTENDER RF1.4x



今年はCanon RF100-400mmにテレコンことエクステンダーRF1.4xを装着しました。
本来はF-2の撮影用に用意したもので、ブルーのローパス飛行には正直不要ですが、試写を兼ねて運用してみました。
RF100-400との組み合わせだと、F11以降まで暗くなるのでISOはすぐに上昇。曇天の影響もあって、常時1000前後になってしまいましたね。
10:00~ 本来はF-2機動飛行のはずだった(中止)

本来であれば10時からはF-2の機動飛行の予定でしたが、今年は中止になったため、この時間帯は何も飛ばず一時的に静かな空に。
とはいえ、10:20からの救難隊展示に向けてU-125AとUH-60Jが続けて離陸したため、間延び感はありませんでした。
スケジュールも前倒しやズレはなく、予定通り進行していました。

Canon EOS R8 + RF100-400mm F5.6-8 IS USM + EXTENDER RF1.4x

Canon EOS R8 + RF100-400mm F5.6-8 IS USM + EXTENDER RF1.4x
10:20~ 松島救難隊(U-125A、UH-60J) 訓練飛行

Canon EOS R8 + RF100-400mm F5.6-8 IS USM + EXTENDER RF1.4x

ヘリと航空機の同時演目は、頻繁にTV値を切り替えるのでミスも発生しやすいです
続いては松島救難隊による訓練展示。
U-125AとUH-60Jが連携し、救難飛行を再現しました。
今年は天候の影響か、例年見られるU-125Aからのパラシュート物資投下がなかったように思います。見逃した?いや、無かったよね?


UH-60Jによる救助訓練。
担架回収後、最後の隊員のロープ吊り上げ時、強風の影響なのか大きく左右に揺れ、見ているこちらまでヒヤヒヤする場面も😨
改めて、過酷な任務に日々挑む救難隊の皆さんの凄さを実感しました。本当にお疲れさまです。
F-35 訓練飛行

Canon EOS R8 + RF100-400mm F5.6-8 IS USM + EXTENDER RF1.4x


今年のゲスト機!F-35Aの訓練飛行です。また三沢から2機来てくれました。
姿が見える前から会場中にエンジンの轟音が響き渡っていました。やはり戦闘機のパワーは圧倒的。

Canon EOS R8 + RF100-400mm F5.6-8 IS USM + EXTENDER RF1.4x

今年も駐機展示はありませんでしたが、湿度の影響か飛行中、ベイパーコーンがモフモフの状態 に。珍しい光景に観客からどよめきが。
ただし撮影は大苦戦。。
今年はF-2の機動飛行に備えて(中止になったけど)テレコンで560mmまで伸ばして挑んだものの、天候や、自分が陣取った位置も悪く、焦点距離は全く足りず。。改めて撮影ポジション選びの難しさを痛感しました。

F-15 訓練飛行



Canon EOS R8 + RF100-400mm F5.6-8 IS USM + EXTENDER RF1.4x
今年のゲスト機その2。昨年同様、F-15が旋回。
昨年は第203飛行隊創隊60周年記念の、かわいらしいスペマ機が登場しましたが、今年は通常塗装機。

千歳基地 第201飛行隊所属機


F-35同様、こちらも今年は全く焦点距離が足りず、場所選びも完全に失敗したなと痛感。。
テレコン無しの昨年の方がしっかり撮れていただけに、反省点ばかりが残りました。
午前の飛行プログラムが終了。
エプロンでの展示機見学や格納庫巡りへ

ここで午前の飛行展示は終了。
続いてはエプロンに並ぶ地上展示機を巡ったり、格納庫を見学します。
今年は例年と異なり、午後の部が始まるとすぐにブルーインパルスが飛行予定。離陸も含めると全然時間に余裕が無い。。
航空祭って本当に時間がタイトなんですよね。じっくり見て回りたいのに、あっという間に終わってしまう。その他休憩中はトイレも長蛇の列で、そこでまた時間を取られてしまうのが悩ましいところです。
ということで、駆け足で色々と巡ってきました。
(写真は時系列順ではなく、昼休憩時と全プログラム終了後に撮影したものが混在しています)
C-2 輸送機

改めてご紹介。日本が誇る国産輸送機「C-2」です。
実機を見たのは初めて…のはず。多分。写真が見つからないので。
比較的新しい機体ですからね。2017年末から配備が始まったので、もう8年経っていますが、航空界隈で考えればまだまだルーキー。

右エンジンのタービンが、ずっとゆっくりと回転しているのが印象的でした。あえて回してた…んだよね?


尾翼に第2輸送航空隊エンブレムが。入間基地の所属ですね。
F-15J 戦闘機

航空自衛隊の主力戦闘機F-15。今年も千歳基地からやってきた模様。

松島基地航空祭への登場は、昨年が久しぶりでしたが、2年連続の参加。F-35と並んで、今後は定番のゲスト機になるのかな?
F-2 戦闘機

F-2…。お前が空を駆け抜ける勇姿を見たかった…(泣)
松島基地には戦闘機部隊が常駐していないため、このF-2はゲスト機以外で唯一、松島で「戦闘機の機動飛行」を見られる貴重な存在。例年、ベイパーを纏いながらのダイナミックなフライトが楽しみでした。
しかし今年は、プログラム発表当日に百里基地所属のF-2が墜落する事故が発生。幸いパイロットは脱出して無事でしたが、その影響で全ての飛行プログラムが中止となってしまいました。安全第一なのでやむを得ません。
来年こそ、再び「バイパーゼロ」の機動飛行を見られることを願います。

第21飛行隊(F-2飛行訓練部隊)の展示飛行解説ボード
松島救難隊:U-125A、UH-60J


※飛行プログラム終了後の撮影
松島救難隊の捜索救難機U-125A、および救難ヘリコプターUH-60J。
ブルーインパルス、F-2と同じく、松島基地のお馴染みのメンバー。
格納庫:T-4、F-2


格納庫内でのF-2の兵装展示と、T-4の油圧点検展示は例年通りといったところ。
ブルーインパルス Jr.

お馴染みのブルーインパルスJr.のデモンストレーション。
昼休憩の時間帯にもかかわらず、周りはぐるりと人、人、人。こちらも本家さながらの大盛況です。
午後の飛行展示プログラムがスタート!

そうこうしているうちに、あっという間に午後のフライトへ。
公式スケジュールでは13:30開始ですが、ブルーインパルスの全機離陸があるため、実質13時過ぎにはスタート。相変わらず時間が足りません…!


T-4の旋回時、エンジンの風圧で土埃が猛烈に舞い上がります。
至近距離で対応していた基地隊員も思わず仰け反っていましたw 観覧エリアよりずっと近いし、大変そうだ。。


13:30~ ブルーインパルス 曲技飛行



午後の部はブルーインパルスから。
予定では曲技飛行でしたが、やはり天候は全く回復せず曇天のまま。
昨年は途中から晴れて飛行区分が上がり、アクロバット演目を披露してくれましたが、今年は最後まで「第5区分」のローパス。残念。

Canon EOS R8 + RF100-400mm F5.6-8 IS USM + EXTENDER RF1.4x


それでも、一糸乱れぬ編隊が頭上をかすめるローパスは圧倒的迫力。
イベント会場での展示飛行とは違い、航空祭の基地内で見るブルーは本当に観覧エリアの「真上」を通過していきます。この迫力はぜひ現地で味わってほしいです。
曇り空でも、現地で見る価値は間違いなくあります。



ローパスで一番好きな隊形、エシュロン・ローパス。

まさに一糸乱れぬ編隊飛行とはこのこと。
個人的にエシュロンはローパスの中で一番迫力があると思っています。


10:30~ 本来はF-2訓練飛行のはずだった(中止)

今年は例年と異なり、ラストを飾る予定だったのはF-2。
しかし事故の影響で飛行プログラムはすべて中止に。結果的に、今年も例年通りブルーの帰還で締めくくられる形となりました。
いやほんと、なんの因果なんだこれは…。
ブルーインパルス帰投!




ということで、全ての飛行プログラムはこれにて終了。
最後にブルーインパルスのパイロットたちを拍手で出迎えてフィナーレ。
令和7年度 松島基地航空祭2025、今年もお疲れさまでした!
頭上のローパスは大迫力で、それ自体は満足ですが、やっぱり青空をバックに駆け回るブルーインパルスがそろそろ見たいです!!


だってコロナ禍から再開して以来、これで4年連続の曇天ですよ。とほほ。。いや、23年の午後は一応晴れたけど、そろそろ朝から快晴のブルーを拝みたいものです。
どうしても晴れのブルーインパルスが見たくて、今年は前日予報で絶望した瞬間に、ノープランのまま弾丸ツアーで東松島夏まつりへ急行した程です。なので今年はめっちや疲れた。。
それにしてもなぜか前日の夏まつりは晴れるんですよね…。本番だけピンポイントで曇るのはもうお約束?
晴れ正宗くん、そろそろ本気出してください。
来年こそは、本拠地、松島基地の青空に舞うアクロバット飛行を堪能したいですね。

来年こそは航空祭も晴れてくれ!
帰り際にブルーの格納庫を眺める

さて、今年は帰り際、久しぶりにブルーインパルスの格納庫へ立ち寄ってみました。
若松門が出来て、移動ルートが変わってからはずっとご無沙汰でした。久しぶりに見たな。。
格納庫の見学は招待制だったようです。いつからだろう?以前は誰でもフツーに入れたのだが。
26-5804号機

展示されているのは、かつてのブルーインパルス26-5804号機の垂直尾翼。
東日本大震災で被災・水没した機体で、モニュメントとして尾翼だけが残されています。
ブルーインパルスの格納庫自体も震災後にかさ上げ工事が行われました。
なんと移築じゃなくて、ジャッキアップして一旦移動したあと、基礎部分を底上げしてから元の位置に戻したという驚きの方法。。そんなこと出来るんだ。。

かさ上げされた基礎部分がここ。
階段が後付された部分が、まるまるかさ上げされた高さです。

こちらは震災前、2005年の松島基地航空祭で撮っていた当時の格納庫の写真と比較。
たしかに建物の外観は同じですが、基礎部分の高さの違いがわかります。
こっちにもF-2


今年は出番が無かったF-2くんがここにも大量に駐機中。
来年こそは頼むぞー。
まとめ

ということで、以上、松島基地航空祭2025の感想レポートブログでした。
もう何年も曇天続きで少し消化不良もありますが、やっぱり現地で見るブルーインパルスの迫力は格別。今年も「夏の締めくくり」をしっかり味わえました。
来年こそは、快晴の青空の下で会いましょう!
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