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公開日:2024/10/31

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【雨天】航空祭の当日が雨の場合はどうなるか

入間航空祭2024の天気予報を見て、当日に雨が降った場合、航空祭がどうなるのか気になる方が多いようです。以前アップした松島基地航空祭の記事へのアクセスが増えています。そこで今回は、航空祭が雨天の場合にどうなるのか、自分の経験を基に説明します。

入間航空祭2024の天気はどうなる。

こんばんは!メモルカです。

最近、松島基地航空祭2024の開催前日に上げた記事、【松島基地航空祭2024】いよいよ明日開催!だけど天気は雨予報(涙)のアクセスが急増しています。

あの記事は「2年連続(コロナ禍の抽選開催を含めると3年連続?)の雨予報」を嘆きつつ「頼む晴れてくれ!」と祈りを込めた内容で、前日深夜から当日早朝にかけて多くのアクセスがありましたが、イベント終了後2か月経った今になって、再びアクセスが伸び始めました。

原因を考えたところ、どうやら今週日曜に開催される「入間航空祭2024」の当日天気予報が芳しくない様子。当日に雨が降った場合、航空祭がどうなるか気になる方が多いのだと思います。
(※11/1 追記:予報が大分好転したようです!このまま晴れると良いですね!)

そこで今回は、松島基地航空祭の記事でも少し触れましたが、航空祭当日に雨が降った場合について、自分の経験をもとに説明したいと思います。

多少の雨ならば開催するが、途中で雨脚が強まるとフライト(展示飛行)は中止になる場合あり

小雨の中、滑走路に向かうF-2Bの写真。松島基地航空祭2018にて撮影。
多少の雨ならば飛びますが……

まず、台風など危険な気象状況が明らかに近づいている場合は、航空祭自体が事前に中止となる可能性が高いです。何年か前の小松基地航空祭は台風で中止したハズ。また、開催基地の天候に関わらず、災害派遣任務等で中止になる事もあります。1月の入間航空祭がその例。

それ以外の雨天時は、基本的に航空祭は開催されますが、当日の天候次第で催物の一部が変更されるか、もしくはその後に中止となる場合もあります。

現地アナウンスをよく聞く

特に影響を受けやすいのがフライト(展示飛行)です。飛んでいる飛行機を見るために、みんな航空祭に行くわけで、ここが一番気になるポイントでしょう。

空自もそれは重々承知なため、毎回ギリギリまで判断してくれます。当日は現地のアナウンスをよく聞いてください。雨が降っていたり、分厚い雲が空を覆っている場合、だいたいは以下のパターンになります。

航空祭当日が雨の場合の、展示飛行変更パターン

  • ノーフライト(飛行中止)
  • 内容の変更(航過飛行に変更、パラシュート降下の中止など)
  • タイムスケジュールごとの飛行判断
    (例:9:10~F-2訓練飛行は実施、9:30~ブルーインパルスの曲技飛行は中止、など)
雨の中、UH-60J救難ヘリコプターの整備作業を続ける隊員の写真。松島基地航空祭2018にて撮影。
雨の中、整備作業を続ける隊員。松島基地航空祭2018にて
EOS R8で撮影した松島基地航空祭2024のブルーインパルス編隊写真。
曇天の為、航過飛行が中心だった松島基地航空祭2024 午前の部
焦点距離:300mm / Tv:1/1250 / Av:F8 / ISO:160
Canon EOS R8 + RF100-400mm F5.6-8 IS USM

雨でも駐機中の機体は見学可能

大雨に打たれるブルーインパルス1番機の写真。松島基地航空祭2018にて撮影。
大雨に打たれるUH-60J救難ヘリコプターの写真。松島基地航空祭2018にて撮影。
このぐらいの雨だと流石に飛行中止となる

雨の場合、展示飛行は中止になる可能性がありますが、会場で駐機中の機体は見学可能です。

雨が降ったからといって機体にブルーシートをかけたり、格納庫に退避させたりすることはないので、じっくり見学しましょう。こんなに近くで航空機を見られる機会は早々ありません。貴重な機会です!

撤退の判断は雨雲レーダーを活用

曇天の中で飛んだ、501飛行隊(既に解散)のRF-4EJ。松島基地航空祭2018にて撮影した写真。
雨空を飛ぶ501飛行隊のRF-4EJ

せっかく航空祭に来たのに、雨でノーフライトになったらがっかりですよね。しかし、諦めるのはまだ早いです。

例えば午前中の展示飛行が中止になったとしても、午後のフライト予定時刻までは数時間あるため、それまでに雨雲が抜けてくれる可能性もあります

とりあえずハンガー(格納庫)など、雨宿りできる場所で退避してください(ワイなら駐機中の機体を撮りに行きますが)。

大雨に見舞われた松島基地航空祭2018の写真。駐機状態のブルーインパルス。

さて、一人なら何時間でも粘れても、家族や友人など複数人数で参加していると、先が見えない雨の中、数時間会場で待機を続けるのは大変です。皆の航空祭に対する熱量も異なるため、撤退、解散ムードが漂うこともあります

雨雲レーダーの活用

そんなときに役立つのが雨雲レーダー!スマホアプリで現地の雲の様子を確認し、雨雲が抜けそうかを予測できます。僕は曇天の航空祭では必ず雨雲レーダーをチェックするので、非常におすすめです。現地アナウンスと併せて状況を判断してください。

ただし、撤退を決断するかどうかは自己責任。僕も過去に撤退を決め、混雑した駅でクタクタになりながら電車を待っていると、突如雨が止み、ブルーインパルスが大空を駆け抜けるという苦い経験があります(笑)。

一人ならいくらでも待てますが、多人数での判断はなかなか難しいですね。

まとめ

以上、「航空祭の当日が雨の場合はどうなるか」でした。雨天でも航空祭を楽しむには、現地アナウンスや雨雲レーダーを活用し、展示内容の変更に柔軟に対応してください。

(とはいえ、思い通りにいかないことが多い……ので、もう雨なら割り切って「今日は地上展示の機体を見に行くぞ!」くらいの気持ちに切り替えるのが良いかもしれません。自戒を込めて言いますが😅)

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