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【注意】航空祭の持ち込み禁止物は、基地ごとに異なる

【注意】航空祭の持ち込み禁止物は、基地ごとに異なる

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こんばんは、メモルカです。

今回は航空祭の持ち込み禁止物について解説したいと思います。

航空祭は多くの観客が集まる人気のイベントですが、観覧にはルールがあり、持ち込み禁止物の規定は事前に確認することが重要です。特に、禁止物の規定は開催される自衛隊基地ごとに異なるため、これを知らないとトラブルに発展することもあります。

行楽に便利な持ち物の規制は、意外とルールが異なる

まず、どの基地でも危険物、酒類、ドローンなどの持ち込みは禁止されていますが、これらは周知の通りなので問題は無いでしょう。当たり前の話なので、説明不要。誰でもわかりますよね。

一方、椅子レジャーシートなど行楽用アイテムについては、基地ごとにルールが異なります。たとえば2024年の規定では、松島基地は3辺の和が100cm以下の椅子であれば持ち込み可能ですが、入間基地では一律禁止です。また、レジャーシートも、松島基地や築城基地では指定場所で使用可能なのに対し、三沢基地や入間基地では全面禁止です。

さらに、カメラ脚立についても規制が異なります。松島基地では、カメラのレンズは最大伸長時40cm以下(レンズフード込み)ならOKで、カメラ本体のサイズは指定なしです。しかし、入間基地ではカメラ本体とレンズを合わせた長さが40cm以下でなければならず、基準も「最大伸長時」ではなく「縮めた状態」の長さが基準です。このように、一見、40cmという似たようなルールであっても、詳細はまったく異なるため誤解しやすい点には注意が必要です。

航空祭用の望遠レンズを、フード付きでカメラに装着した写真。実際に現地で使用する場合の、全体の長さがイメージできる
レンズフードを「含む」という点も結構規制に引っかかりやすい

また脚立に関しても、松島基地は3辺の和が100cm以下であれば使用可能ですが、他の三沢、入間、築城基地では一律禁止となっています。こう書くと松島基地は規制が比較的緩いように見えますが、一方で三脚や一脚などのカメラ固定機材は一切禁止。しかし三沢基地は一脚はOKなど、基地ごとに細かくルールが異なります。

このように、航空祭経験者でも、同じ常識や経験が通用しないため、各基地のルールに合わせた準備が必要です。

(例)松島基地三沢基地入間基地築城基地
椅子3辺の和が100cm以下なら可記載無し禁止指定場所なら可
レジャーシート指定場所なら可禁止禁止指定場所なら可
カメラ
レンズ規制
最大伸長時40cm以下
(レンズフード込み)
カメラ本体サイズ指定無し
記載無しカメラ本体+レンズ40cm以下
(レンズフード含む)
※レンズは縮めた状態
記載無し
脚立3辺の和が100cm以下なら可禁止禁止禁止
三脚・一脚禁止一脚は可禁止禁止
※2024年版の一部基地の情報です。ルールは毎年調整されています

トラブルを避けるために

航空祭の現地の様子の写真。松島基地航空祭2017にて撮影。

また、これらのルールは毎年調整されており、たとえばレンズのサイズ規制は比較的最近の導入です。持ち込める物のサイズに関しても、毎年同じサイズとは限りません。そのため、開催の告知が出たら、毎回公式HPやSNSで最新の情報を確認する必要があります

他の基地での経験をもとに持ち込むと、予想外の禁止規定により入場できないといったケースは可能性としてあり得ます。基地の検問所にロッカーや預かり所があるわけもないため、もし車ではなく、公共交通機関を利用して来場していた場合、どうしようもなくなり、完全に詰んでしまいます。そのため事前の確認が欠かせません。

航空祭を安全かつ楽しく観覧するためにも、持ち物の確認と準備を怠らず、ルールを遵守することを心がけてください。

  1. メモルカ
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