ゾイドのアクションプラモデルシリーズ「REALIZE MODEL(以下、リアライズモデル)」より、「RMZ-014 レッドホーン ガイロスカラー」のレビューです。
RMZ-014 レッドホーン ガイロスカラー

| 商品名 | RMZ-014 レッドホーン ガイロスカラー |
| キット内容 | 組み立てプラモデル |
| 価格 | 6,600円 |
| 発売元 | タカラトミー |
| 主な登場作品 | 『ゾイド -ZOIDS-』(1999年アニメ) |
レッドホーンは、ゾイド第1期シリーズ(1983年~)から登場するゾイド。
全身を重装甲・重武装で固めた、「動く要塞」の異名を持つ帝国軍の主力大型ゾイドです。

今回のリアライズモデルは、99年の復活期、いわゆる第2期シリーズの「ガイロス帝国仕様」として登場。
第2期シリーズでは、バトルストーリー・アニメともに序盤から活躍。格闘戦と高機動を重視する共和国軍に対し、重武装・重装甲による帝国軍の堅牢さを象徴する存在でした。
レッドホーンで思い出す、あのジオラマ写真

特に印象に残っているのが、整備中のレッドホーンのジオラマ。コロコロコミックで連載が始まったバトルストーリーのワンシーンです。
あのレッドホーンと「森を駆け抜けるコマンドウルフのジオラマ」は、自分をゾイドの世界へ引き込んだ決定的な存在だったと言っても過言ではありません。
「金属生命体」という、メカと生命が融合した機械獣たち。
そんな未知の世界に一気に惹き込まれていった、当時のワクワク感は今でも鮮明に覚えています。

あれから27年。
一度は終わったと思っていたゾイドワールドが、こうして再び手元に戻ってきてくれて感無量です。
さて、ここからはキットのレビューに入ります。
組み立て時の様子や開封時の第一印象については、速報版レビューもあわせてご覧ください。
RMZ-014 レッドホーン 全身のプロポーション


全身のプロポーションはこちら。
今回のレッドホーンは、これまで発売されたリアライズモデルと比較しても、旧トミー版からのアレンジがかなり控えめ。
往年のレッドホーンを思い出させてくれるプロポーションに仕上がっています。






いかがでしょうか。
他のリアライズモデル同様、武装類のサイズ比率には調整が入っていますが、それ以外はかなり旧キットの印象を踏襲しているように感じます。


細かい変更点を挙げるなら、顔の目尻から頬にかけてのディテールや、後脚のレーザーガン基部あたりかな。
旧トミー版の後に発売されたコトブキヤのHMM版は、特に顔周辺に大胆なアレンジが加えられていましたが、このリアライズモデルは「昔遊んだレッドホーン」の印象を非常によく残していると思います。
各部ディテール

ここからは各部ディテールをチェックしていきます。
コックピット(ハッチ)


コックピットハッチがこちら。
重複しますが、変更点は目尻から頬にかけてのディテール追加。それとやや小型化された鼻先あたりでしょうか。
それ以外は、ほぼ旧トミー版のイメージを踏襲しています。
牙の彩色も追加され、当時のデザインをそのままブラッシュアップしたような印象です。
脚部


本体と脚部のジョイントは二重関節構造となっており、内側・外側への可動に加え、開脚も可能。
さらに足裏の角度も調整できるため、開脚した状態でも高い接地性を維持できます。
大型ゾイドらしい重厚なポーズから、躍動感のあるアクションポーズまで幅広く対応可能です。


胴体


胴体部分。
「動く要塞」の異名にふさわしい密度感のあるメカディテール。
その他、胸部の引き出しが可能で、左右への可動域が広げられます。
尻尾



尻尾も上下左右に可動。
ただし注意点もあります。
この尻尾、全身の中でも特に外れやすい箇所です。角度を付けようとすると、根本からポロッと外れてしまいます。組み立て時から気になっていましたが、完成後も傾向は変わらず。
尻尾を動かす際は、根本をしっかり押さえながら調整するのがおすすめです。
余談:実家のレッドホーンの状態

とりあえず偶然写ってたものからトリミングしました
ここでゾイドレビュー恒例の、実家で保管中の旧キット近況チェック。
……といきたいところですが、すみません。しばらく実家に帰れておらず、写真が撮れていません。。
とりあえず、偶然写っていた写真から無理やりトリミングして掲載。今度帰省した際にちゃんと撮影してきます!
残念ながら、アニメ放送当時に購入したレッドホーンは黒く塗装し、「ダークホーン(もどき)」へ改造してしまったため、オリジナル状態のレッドホーンは残っていません。
しかも当時は、改造パーツの「ビームガトリングセット」が人気すぎて全然手に入らず。
そこで苦肉の策として、後に発売されたエレファンダー用の「アサルトガトリングユニット」を2セット購入し、それっぽく再現したのが我が家のダークホーンでした(泣)。
あのビームガトリングセット、本当に売ってたのか?と思うくらい、マ・ジ・でどこへ行っても見つからなかった記憶が鮮明にあります。。
武装パーツ

閑話休題。
ここからは武装パーツを見ていきます。
クラッシャーホーン

レッドホーンの代名詞とも言える巨大な角。
高圧濃硫酸噴射砲

顎下の噴射砲。
全天候3Dレーダーアンテナ


ボールジョイント接続のため、上下・前後だけでなく左右への展開も可能。
ただし左右への可動域はそこまで広くなく、もう少し大きく左右へ振れればさらに良かったと感じました。
対ゾイド3連リニアキャノン(地対空ミサイルポッド付)



80mm地対空2連装ビーム砲

旧トミー版ではかなり大型だった2連装ビーム砲ですが、リアライズモデル版ではサイズが見直され、だいぶコンパクトになっています。
スケール感としては正しいのかな?旧キットの迫力ある武装を知っている世代からすると少し可愛らしく見えてしまいます。
シールドライガーの「AMD 2連装20mmビーム砲」もそうでしたが、リアライズモデルは1/100スケールで統一されているため、武装にミニチュア感が強く出る傾向があります。このあたりは好みが分かれそうです。
TEZ20mm リニアレーザーキャノン

AEZ20mm ビームガン

ゾイドファンの間では有名な、いわゆる「懲罰席」。
役割がよく分からないうえに危険極まりない座席として、半ばスラング化しているポジションです。
ちなみに組み立て説明書には、
パイロットの取り付けは選択式です
って記載されてて、めっちゃワロタw
ポーズいろいろ



まとめ

以上、リアライズモデル「RMZ-014 レッドホーン ガイロスカラー」でした。
旧トミー版のイメージを色濃く残した仕上がりで、全身のシルエットは、子どもの頃に遊んだレッドホーンをそのまま現代の技術でブラッシュアップしたような印象です。
往年のファンほど、この絶妙なバランスは嬉しいのではないでしょうか。

個人的には、子どもの頃にレッドホーンはダークホーンへ改造してしまい、オリジナル状態のレッドホーンが手元に残っていないことが長年の心残りでした。
今回のキット化でようやく帰ってきてくれたよ。。おかえりトミー版レッドホーン😭
リアライズモデルを集めている方はもちろん、かつてレッドホーンで遊んだゾイド世代にもおすすめできる1体でした。
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