毎年夏の恒例だった横須賀基地の護衛艦一般公開イベント「ヨコスカサマーフェスタ」は、現在「オータムフェスタ」として秋開催に移動しました。
今回は、過去のサマーフェスタ時代の写真を交えながら、オータムフェスタの会場の雰囲気、様子を紹介したいと思います。
年々、見学可能エリアや公開される艦艇の数もだいぶ減り、イベント規模が縮小している印象ですが、会場の雰囲気や混雑状況自体は、大きな違いはないと思いますので、参加を検討している方は参考にどうぞ。
(混雜に関してはむしろ今の方がひどいかも)
紹介する写真には、会場である横須賀基地に加え、隣接するヴェルニー公園や「YOKOSUKA軍港めぐり」のクルーズ船から撮影したものも含まれています。
逸見岸壁には目玉の艦が

ヨコスカサマーフェスタ2011にて撮影

ヨコスカサマーフェスタ2013にて撮影


オータムフェスタ2023にて撮影
2010年に完成した逸見岸壁(へみがんぺき)。
基地に入場すると、最初に目にするのは逸見岸壁に停泊する巨大な艦艇です。その年の目玉となる艦が、だいたいここに停泊しています。
写真でしか自衛隊の艦艇を見たことがない人は、この時点で護衛艦の巨大さに圧倒されると思います。
護衛艦一般公開の様子
サマーフェスタ時代

ヨコスカサマーフェスタ2013にて撮影

このイベントの数ヶ月前に就役したばかりで、ピカピカの新鋭艦の状態


艦艇が多く公開されていた頃の写真です。
近年は見学エリア自体が縮小しており、基地内で移動できる範囲や、甲板見学が出来る艦が減少しています。


以前はY−1・2、Y−3・4の両方の岸壁が見学できたこともありました。
多くの艦艇が係留され、圧巻の風景が広がった、かつてのヨコスカサマーフェスタ。



ヨコスカサマーフェスタ2012にて撮影
オータムフェスタ2023









基地内のイベント
当日は護衛艦の一般公開に加え、さまざまなイベントが行われます。
かつては、タグボートによるウォータージェットやヘリコプターの飛行展示など、ダイナミックなイベントがありましたが、近年は地上展示やコンサートが中心となっています。
これらの基地内イベントは、近年では見られない風景かもしれません。




ヨコスカサマーフェスタ2011にて撮影

こちらはヨコスカサマーフェスタ2013にて撮影


これに関してはわりと継続している印象
雨天時の様子
時にはイベント当日が大雨に見舞われることもありました。
こちらはヨコスカサマーフェスタ2012の時の写真。開門当初は晴れていましたが、途中から雲行きが怪しくなり、午後には土砂降りに(泣)。
それでも、艦艇公開やイベントは続行されます(現場の判断なので、当日は現地のアナウンスをよく聞いて下さい)。



甲板の見学者もまばら

イベント終了後も横須賀を楽しむ。日が落ちたら再びヴェルニー公園へ

Canon EOS 7D + SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
オータムフェスタ(サマーフェスタ)は夕方には終了しますが、せっかく軍港の街・横須賀まで来たのに、すぐに帰るのは勿体ない。
ヴェルニー公園や「YOKOSUKA軍港めぐり」、記念館三笠などを満喫していると、あっと言う間に日が暮れます。
日が落ちたら、ぜひヴェルニー公園に戻ってみてください。海のさざ波を聞きながら、美しくライトアップされた護衛艦を眺めるひとときは、まさに乙なものです。

Canon EOS 7D + SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM