【VSCode】アクティブなタブが、毎回あちこちに飛んで混乱するので調整してみた
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好みや慣れの問題でもありますが、VSCodeのタブ制御が個人的には合わなかっため、少し調整しました。
結論から言うと、変更したのは以下の3点です。
- 新しいタブを開いた時、現在アクティブなタブの隣ではなく、常にタブバーの右端(末端)に追加されるように変更
- タブを閉じた際に、直前のタブではなく一貫して右隣のタブにフォーカスが移るように変更
- アクティブなタブの背景色を変更
settings.json
"workbench.editor.openPositioning": "last",
"workbench.editor.focusRecentEditorAfterClose": false,
"workbench.colorCustomizations": {"tab.activeBackground": "#555"},
デフォルト設定だと、アクティブなタブがあちこちに飛ぶ
自分はコーディング作業の際、規模や内容に合わせてさまざまなエディタを使っていますが、何故かVSCodeを使用した時だけ、「今どのファイルを開いているのか」「追加したファイルのタブが何処にあるのか」が作業の途中でわからなくなることが妙に多くありました。
挙動をよく観察すると、新しく開いたタブが挿入される位置や、タブを閉じた際に次にフォーカスされるタブが、毎回バラバラで(実はちゃんと法則がある※後述)、それが混乱の原因だと断定。
そこでVSCodeのタブまわりの仕様を調べてみたところ、デフォルトだと以下のようになっていました。
VSCodeのタブの仕様
- 新しいタブは「現在アクティブなタブの右隣」に挿入される
- タブを閉じると「直前に開いていたタブ」がアクティブになる
要するに、デフォルトの仕様だとアクティブになるタブの位置が「自分の操作履歴次第」で毎回異なることが混乱の原因でした。
この仕様の方が使いやすい人もいると思いますが、個人的には合わなかったため、一貫してタブが右側に来るように調整。ついでにアクティブなタブの背景色も目立つように変更しました。
settings.jsonに以下の設定を追加
新しくタブを開いた時、常にタブが右端(末端)に追加されるように変更
"workbench.editor.openPositioning": "last"
新しくタブを開いた時、現在アクティブなタブの隣ではなく、常にタブバーの右端(末端)に追加されるよう変更しました。
タブを閉じた時、操作履歴に基づいてフォーカスする機能を「オフ」に
"workbench.editor.focusRecentEditorAfterClose": false
タブを閉じた時、操作履歴に基づいて直前に開いていたタブにフォーカスする機能を「オフ」にしました。
これでタブを閉じた時、一貫して右隣のタブにフォーカスが移るようになります。
アクティブなタブの背景色を調整
"workbench.colorCustomizations": {"tab.activeBackground": "#555"}
これはテーマ次第だと思いますが、使っているテーマのアクティブなタブのカラーが弱かったので、こちらも見やすい配色に変更しました。色はお好みで。
以上の設定で、アクティブなタブの位置に一貫性ができ、見やすくもなったので個人的にかなり使いやすくなりました。
同じ悩みがある方は参考にしてください。