今回は手持ちのゴジラフィギュアをレビュー。
紹介するコレクションは、2018年に発売されたS.H.MonsterArts(モンスターアーツ)のゴジラ(1962)です。
映画『キングコング対ゴジラ』に登場した「キンゴジ」を立体化した本アイテムをレビューします。
S.H.MonsterArts ゴジラ(1962)

名称 | S.H.MonsterArts ゴジラ(1962) |
全高 | 約16cm |
主な素材 | PVC、ABS |
価格 | 9,936円(税込) |
発売日 | 2018年12月 |
主な登場作品 | キングコング対ゴジラ |
ゴジラ(1962)は、映画『キングコング対ゴジラ』に登場したゴジラ。シリーズ第3作目にあたり、ゴジラ映画として初のカラー作品でもあります。
また、本作は以降のゴジラ映画の「怪獣映画」路線の基礎を築いた作品でもあり、昭和ゴジラシリーズの方向性を決定づけた作品とも言えます。
そんな本作のゴジラのデザインは、爬虫類的な顔つきと重量感のある体型が特徴的。ファンの間でも人気が高く、グッズの商品化の機会には恵まれた個体です。ゴジラグッズには定期的にラインナップされる存在ですね。
モンスターアーツ ゴジラ(1962)全身のプロポーション

全身のショット。特徴的な顔つきと体型が再現されています。
このモンスターアーツは2018年の発売で、当時魂ウェブ商店(プレミアムバンダイ)から購入したものです。ウェブ限定予約商品であり、現時点では再販も行われていません。
キンゴジが限定販売で、総進撃ゴジラが一般販売の謎(笑)
モンスターアーツは基本的にゴジラマニア向けのアイテムは魂ウェブ商店限定ですが、それを考えると、昨年ゴジラ(1972)が一般販売枠で発売されたのがホント謎なんだよなぁ(笑)。
同作に登場するガイガンは魂ウェブ商店限定なのも、さらに謎を深めます(笑)。
同じ昭和ゴジラ(1972)とプロポーションを比較


※クリック(タップ)で拡大写真表示
通称「総進撃ゴジラ」こと、ゴジラ(1972)と比較。
こうして並べてみると、キンゴジがいかに筋肉質でゴツい体型をしているのかが分かります。特に上半身と首まわりが極めて太く、対照的にゴジラ(1972)はスリムな印象を受けますね。

全身のディティール




全身の造形をチェック。とにかく上半身が分厚く、筋肉質なパワフルさが際立っています。
しかし劇中では、意外にも素早く動き回り、キングコングと取っ組み合いの格闘戦を展開。こんなにどっしり構えた体型なのに、常に落ち着きなくバタバタと動き続ける姿が印象的でした。
顔面




顔のアップ。
首が太く、三角形のフォルムが特徴的。また口も大きく、爬虫類的なシルエットが際立っています。
背びれ・尻尾



腕・脚


爪は未塗装

今回レビューのために、改めて細部を確認して気づきましたが、腕、足ともに爪が未塗装でした。
モンスターアーツはゴジラフィギュアの高級ラインに位置するため、これは少し意外。ただ、劇中のキンゴジの爪もそこまで白く目立つわけではないので、あまり違和感はありません。
実際、購入当時は僕も気づいていなかったほどなので、言われてみれば…というレベルですね。


可動域とアクション性

可動具合をチェック。
劇中のキンゴジは、スクリーン狭しと暴れ回るダイナミックな動きが特徴。モンスターアーツもある程度はアクションポーズがつけられる仕様になっています。


とはいえ、モンスターアーツのゴジラをアクションポーズで飾っている人はあまり見かけません。
結局のところ、モンスターアーツのゴジラは、歴代の個体を横に並べた、自然な立ち姿が一番しっくりくるんですよね。
まとめ



以上、S.H.MonsterArts(モンスターアーツ) ゴジラ(1962)のレビューでした。
キンゴジは他の昭和ゴジラと比較しても、やっぱり独特の存在感がありますね。ゴジラファンならば是非ともコレクションに加えてほしい逸品。今後の再販にも期待したいところです。