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【ゾイド】リアライズモデル「RMZ-015 セイバータイガー レイヴン仕様」 レビュー

ゾイドのリアライズモデル「RMZ-015 セイバータイガー レイヴン仕様」をレビュー。アニメ再現要素や各部ディテール、武装パーツを紹介しつつ、組み立て時の注意点や気になったポイントも正直に解説します。

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公開日:2026/07/12

ゾイドのアクションプラモデルシリーズ「REALIZE MODEL(以下、リアライズモデル)」より、「RMZ-015 セイバータイガー レイヴン仕様」のレビューです。

RMZ-015 セイバータイガー レイヴン仕様

RMZ-015 セイバータイガー レイヴン仕様
商品名RMZ-015 セイバータイガー レイヴン仕様
キット内容組み立てプラモデル
価格7,150円
発売元タカラトミー
主な登場作品『ゾイド -ZOIDS-』(1999年アニメ)
※発売当時の情報です

セイバータイガーについての解説はAZ版のレビューでも触れましたが、改めておさらい。

もともとは「サーベルタイガー」という名称で、ゾイド第1期シリーズ(1983年~)から登場した高速戦闘ゾイドです。

ゼネバスからガイロス帝国機へ

その後、諸般の事情により1999年の第2期シリーズでは「セイバータイガー」という、新たな名称・設定とカラーリングで再登場しました。今回のキットはアニメ仕様であり、主人公バンのライバルとして登場したレイヴンの最初の乗機を再現したもの。

なお、コンバーチブル仕様のため、一般機仕様として組み立てることも可能です。

僕は欲張りなので、カラーはレイヴン機、武装は一般機仕様のフル装備で最終的に仕上げました。

コンバーチブル仕様として、
一般機カラーとダメージVer.のストライククローが付属

一番好きなゾイド

僕はアニメをリアルタイムで視聴していた、完全な第2期世代。

バンのシールドライガーを手玉に取るレイヴンの圧倒的な戦闘力。ジーク以外で初めて登場したオーガノイド、シャドーとの合体シーン。そして、それらと併せた神BGMと演出も相まって、セイバータイガーは非常に強く印象に残っている、大好きなゾイドです!

そもそも漫画版でも最初に「敵」として登場しており、セイバータイガーは各種メディアミックスにおいて常に存在感のあるゾイド。昭和、平成、令和と3世代にわたって商品化されているだけのことはあります。

アニメではストライククローの格闘戦が得意でした

そんな大好きなセイバータイガーを、僕もこれまで買い続けてきました。

アニメ放送当時の旧トミー版、コトブキヤのHMM版、タカラトミーから復活したAZ版。そして今回のリアライズモデル版と、さまざまなアレンジや造形の再解釈が行われ続けてきたセイバータイガー。

そんなセイバータイガーの新作を、ファンの1人としてじっくりチェックしていきたいと思います!

なお、組み立て時の様子や開封時の第一印象については、速報版レビューもあわせてご覧ください。

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RMZ-015 セイバータイガー 全身のプロポーション

さて、全身のプロポーションはこちら。

旧トミー版のオリジナルから、コトブキヤのHMM版では細身な体型へアレンジ。その後、マスターピース版・AZ版では一転してマッシブな方向へリメイクされましたが、今回のリアライズモデル版は再びスピード感のある細身寄りのスタイルで造形されています。

直近で発売された、同じリアライズモデルの帝国ゾイドである「RMZ-014 レッドホーン」は、旧トミー版の印象にかなり近く、アレンジも控えめな造形でした。それに対して、このセイバータイガーは別物と言っても良いレベルで再解釈されたデザインです。

概ね旧キットを踏襲しているガイロス機

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連続したナンバリングの割に、レッドホーンとセイバータイガーで方向性がかなり異なっているのは面白いところ。

もっとも、このセイバータイガーは厳密にはリアライズモデル第6弾「シュバルツ専用機」の仕様変更キットであるため、造形の開発時期自体はレッドホーンとはだいぶ離れているのかもしれません。

たまたま発売タイミングが連続したことで、より両極端に見えているだけかも。

とはいえ、同じ本家タカラトミーから発売されたAZ版がマッシブな方向性だったので、リアライズモデル版は対照的なスタイルです。

AZ-05 セイバータイガー
ギアボックスの都合もあるとはいえ、
全身かなりマッシブな造形でリメイクされたAZ版セイバータイガー

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同じセイバータイガーでも、シリーズごとに異なる解釈が楽しめるのは面白いですし、こちらとしても色々な方向性のゾイドを見てみたい。アレンジ強めの造形であっても、僕は全然OK。

むしろ、いろんな解釈が見たいですね。

各部ディテール

ここからは各部ディテールをチェックしていきます。

コックピット(ハッチ)

コックピットハッチがこちら。

AZ版は一度ハッチを上に引き抜いてから開閉する必要がありましたが、リアライズモデル版は昔ながらに、そのままハッチを開けるだけでOKです。

僅か数ミリサイズのフィギュアですが、
ちゃんと髪型ですぐレイヴンとわかるのが凄い

パイロットはもちろんレイヴン

ちなみに、ちゃんと「足」まで造形されているタイプのリアライズモデル用パイロットフィギュアです。リアライズモデルの小型ゾイドに付属するパイロットは、足が省略されていますからね。。あれは本当に苦肉の策としか言いようがない。

やはり1/100スケールは、ゾイドのスケール再現としては小さすぎたのでは……。

ちゃんとシャドーも付属

シャドーーーーーーー!!!

そして一番大事なポイント。

レイヴン機ということで、ちゃんと相棒のシャドーも付属しています。

このセイバータイガーを操縦していた頃のレイヴンにとっては、シャドーはまだただの「道具」。しかし物語が進むにつれ最終的には涙を浮かべるほどの、かけがえのない相棒へと変わっていきます。

最終回までレイヴンと共に戦い続けた、大切なパートナーです。
オーガノイドはみんな友達!(※ヒルツ除く)

羽収容タイプでの造形

脚部

脚部の可動性は非常に良好です。

関節が3個所構成かつ、足裏の角度は前後左右に調整できます。ライバルのシールドライガーより接地性は高めです。四足歩行ゾイドらしい踏ん張ったポーズも取りやすいです。

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腰を低く落とし、
獲物を狙うようなポーズも容易に可能

ただし前脚については、ポーズによって腕と手の接続部、いわゆる前脚の手首まわりのボールジョイントが少し目立ちやすい印象です。

胴体

胴体部分。

開封レビュー・組み立て実況の際にも書きましたが、スプリング部分の組み立てで地獄を見ましたw

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本体の噛み合わせが悪く、一度分解してしまったのが完全に悪手。分解時の衝撃でスプリング基部が変形してしまい、再度取り付けるのに本当に苦労しました。。ここは組み立て時に特に注意したいポイントです。

スプリング部分は無理に力を入れず、噛み合わせを確認しながら慎重に作業することをおすすめします。

尻尾

尻尾は上下のみ可動します。

ブラックライトで目が光る

ちなみに、これまでのゾイドレビューであまり触れてきませんでしたが、
実はAZシリーズやリアライズモデルの一部ゾイドは、コックピット周辺にブラックライトを照射すると目が光ります

これ、気づいていない人もいるのでは?

AZシリーズについても、実は電源を入れなくてもこの方法で目を光らせることができます。

ただし、すべてのゾイドが光るわけではないようです。手持ちのキットで試した限りでは、レッドホーン、ジェノザウラー、アイアンコングは光りませんでした。

ディスプレイ時のちょっとした演出として、試してみるのも面白いと思います。

リアライズモデル
シールドライガーとコマンドウルフ

アニメのマウントオッサ火口での最期の戦いも再現可能!

今回のセイバータイガー、装甲パーツの取り外しに加え、両腕のストライククローをダメージVer.に差し替えることで、アニメにおけるバンのシールドライガーとの最終決戦、マウントオッサ火口での激突シーンを再現できます。この遊び心は良い!

このレイヴン機の最期は、本当に悲しかったなー。

バンのシールドライガーが展開したEシールドに、無理やり突進させられるセイバータイガー。身を犠牲にしながらもシールドライガーに喰らいついていく姿は、アニメ前半でも屈指の名シーンだったと思います。

「何ぃ!?シールドが破られる!?」

撃破されるのはライバル機の宿命とはいえ、まさに「使い捨て」にされるような形で散っていったセイバータイガーの最期は、今見ても切ないものがありますね。

余談:実家のセイバータイガーの状態

さて、ここでゾイドレビュー恒例の、実家で保管中の旧キット近況チェック。

トミー版

AZ版レビューの再掲になりますが、アニメ放送当時に購入したセイバータイガーは、黒く塗装したうえでアサルトユニットを装備し、「グレートサーベル」もしくは「セイバータイガーAT」もどきの状態になっています。

そのため、残念ながらオリジナルカラーのセイバータイガーは手元に残っていません。これが本当に心残りです。。

海外版

Zaber Fang(セイバーファング)

もう1体、トミー版では海外版のセイバータイガーも持っています。こちらは改造せず、そのまま残っています。

海外版といいつつ、当時、普通に日本のデパートで売っていましたがね。

写真はいずれ実家へ帰省した際に撮影しますが、取り急ぎ今回は偶然写っていた写真からトリミングです。上にチラッといます。

追記:撮ってきました!コチラになります。チームタイガースにしか見えないw

コトブキヤ HMM版

そしてコトブキヤのHMM版。

このセイバータイガーも、かなりアレンジ強めの造形ですよね。カラーリングも、紅というより朱色寄りの印象。個人的には造形そのものより、そちらのカラーアレンジの方が気になった記憶があります。まあ格好良いからヨシ。

そしてちなみに、実はさらにもう一体、HMM版シュバルツ仕様も持っています!だからリアライズモデル第6弾のシュバルツ専用機は買わなかったんだよね。「持ってるし、まあいいか」と。

ただし、顔だけ組んで積んでいる状態です。。えーと、いま計算したら、なんと17年積んでいることになります。。

い、いつかは作る。。

武装パーツ

閑話休題。

さて、ここからは武装パーツを見ていきます。

今回のリアライズモデル版セイバータイガーについては、この武装パーツまわりで色々と意見が出ているようです。

キラーサーベル

3連衝撃砲

ストライククロー

30mm2連装ビーム砲&地対空ミサイルポッド

さて、このパーツが巷で意見が出ているようです。

2連装ビーム砲と地対空ミサイルポッドのサイズバランス

旧トミー版では存在感抜群だったセイバータイガーのメインウェポンの1つ、2連装ビーム砲が、リアライズモデル版ではかなり小さめ、砲身も短くアレンジされています。その影響で、セットになっている地対空ミサイルポッドの方が目立っており、全体のバランスとして違和感があります

リアライズの2連装砲塔パーツは、何故か短くなりがち

シールドライガーにしても、レッドホーンにしても、リアライズモデルでリメイクされたゾイドは、連装ビーム砲系の武装がかなりコンパクトにアレンジされる傾向があるように感じます。そのため、旧キットでの存在感を覚えている身としては、どうしても差異が目立って見えてしまいます。個人的にも、このサイズ感にはかなり違和感があります。

もしかして、口径設定をスケールとしての比率で再考すると、実はこのサイズが適切なのかもしれませんが、旧キットの印象との乖離が最も大きいため評価が分かれそうです。デザイン的に、単純に見栄えも悪いですし。

サイズバランス以上に、接続部の浮きが気になる

ただ、ビーム砲とミサイルポッドのアンバランスなサイズ比以上に、今回のセイバータイガーで一番気になったのは、ビーム砲と本体を接続する基部の「浮き」です。

ビーム砲の接続部分の凹凸が大きく飛び出しているため、武装パーツが胴体に密着せず、接続軸が丸見えになっています。この部分だけ急におもちゃ感が強く、かなり雑な処理に見えてしまいました。しかも構造上、仰角を変えることもできません。

さらに問題なのは、説明書の写真では、この接続部がしれっと加工されており、武装パーツが本体にちゃんと密着するよう調整された状態で撮影されています

いや、さすがにそれは説明書に掲載する写真としてどうなのさ

「実際の商品とは異なります」という注意書きは、主に塗装や彩色、撮影環境による見え方の違いを指すものであって、加工しないと再現できないパーツを、スナップフィット形式の組み立てキットの説明書に掲載してしまうのは、さすがに疑問を感じます。

このおかげで、最初は「自分が組み立て手順を間違えたのか?」と思い、説明書の写真と何度も何度も見比べることになりました。

だって、写真と全く違うパーツが現物で組み上がってるんだから当然そうなるよね?さすがにこの点は苦言を呈したいです。

一般機の武装も装着

さて、レイヴン機を再現する場合、装着する武装は以上となります!

ただ、僕は欲張りなので、カラーリングはレイヴン機で組み上げつつ、武装パーツは本来のセイバータイガー同様、フル装備状態で飾るつもりです😁

ということで、全武装を装着してみました。

追加で取り付けるパーツは以下の通りです。

複合センサーユニット

尚、このセンサーユニットが干渉しないように
ビーム砲の接続部を浮かせた説があるようです。たしかにそうかも。。

帝国ゾイドお馴染みの複合センサーユニット。

ただし、同じリアライズモデルのレッドホーンに同梱されていたユニットとは、サイズも造形も異なります。

このように、旧キットでは本来「共通パーツ」だったはずの装備が、リアライズモデルでは必ずしも統一されていない点についても、色々と意見が出ているようです。

個人的には「各ゾイド専用にチューンされた装備」という新しい解釈として受け止めています。

小口径対ゾイドレーザー機銃(赤外線レーザーサーチャー)

AEZ20mmビームガン

TEZ20mmリニアレーザーガン

ポーズいろいろ

まとめ

以上、リアライズモデル「RMZ-015 セイバータイガー レイヴン仕様」でした。

レイヴン仕様としてのカラーリングはもちろん、シャドーの付属、マウントオッサ火口での最期の姿を再現できるダメージVer.パーツなど、アニメファンに刺さる要素が非常に良かったです。

一方で、組み立てでは、腰部のスプリングパーツまわりにかなり苦戦しました(自業自得な部分はあるにせよ)。パーツの噛み合わせも全体的に少し固めで、これまでのリアライズモデルと比べると、サクサク組める印象はやや薄かったです。

また、2連装ビーム砲のサイズ感もそうですが、説明書のパーツ写真と実際に組み上がるものが違う点も含めて、ここはもう少し丁寧に調整してほしかったなと思いました。まあ、加工やアレンジで改善できる余地は十分あると思います。

ベースは良いキットなので、各々こだわりの部分を磨いていけば、より一層満足度の高いセイバータイガーになると思います!

ゾイド「リアライズモデル」のレビューはこちら

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