三沢基地を拠点に活動してきた、アメリカ空軍太平洋航空団(PACAF)のF-16デモチーム(F-16 Demonstration Team)。
毎回圧倒的なパフォーマンスで、全国各地の航空祭やイベントで多くのファンを魅了してきました。
超高速でのローパスや、目を奪うアクロバット飛行。まさにデモチームの名にふさわしい、F-16の機動性能を存分に披露するフライトは、航空ファンにとって忘れられない体験でした。僕もあの大爆音が耳から離れません(笑)。
本当に毎回会場を沸かせてくれたなー。興奮して絶叫してる人とか結構いたからね😅
F-35Aへの機種転換に伴い、6月をもって解散

Canon EOS 7D + TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD
しかし、三沢基地所属部隊のF-35Aへの機種転換に伴い、このたびF-16デモチームは2025年6月をもって解散となることが発表されました。
すでに5月30日(金)、三沢基地にてラストフライトが実施され、チームとしての活動は事実上終了した模様です。長年にわたり航空祭を大いに盛り上げてくれたチームには感謝です。ありがとうございました。
写真で振り返るPACAFのF-16デモ飛行

Canon EOS 7D + TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD

Canon EOS 7D + TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD
というわけで、ここからは僕がこれまでの航空祭で撮影してきた、PACAFのF-16デモ飛行の写真たちを振り返ります。
もう国内で、F-16のあの迫力ある機動飛行を見ることは、ほとんどなくなってしまうのかもしれません。寂しいですね。
フレームに収めるだけでも精一杯だった思い出


Canon EOS 7D + TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD
F-16を撮り始めた頃は、望遠レンズの扱いにも全然慣れていなくて、とにかく超高速で飛行するF-16をフレームに収めるだけでも一苦労。
せっかくシャッターを切っても、ほとんどがブレブレや、ピントが外れた写真になっちゃって悔しい思いをしたものです。
「次こそ」と思いながらも、なかなか会える機会も少なく。。




Canon EOS 7D + TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD
もっと写真の腕を磨いて、まだまだ撮ってみたいカットが山ほどあったのに残念です。


Canon EOS 7D + TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD





Canon EOS 7D + TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD
今思えばF-16のデモ飛行は、航空機撮影において初めてシャッタースピードをちゃんと意識した被写体だったかもしれません。
何も考えずに「絞り優先モード」では、あのスピードには絶対に追いつけませんから。



以上、PACAF F-16デモチームの写真振り返りでした。
長年にわたり航空祭を盛り上げてくれたチームに感謝を。ありがとうございました。