あの『ムービーモンスターシリーズ』に、劇中の印象的なシーンを再現する新ライン「躍動(ポージング)」が登場!
その第1弾として選ばれたのは、まさかの「シェー」ポーズのゴジラ(1965)。この衝撃的なチョイスには思わず笑ってしまいました。
今回は、そんな期待の新作、バンダイのムービーモンスターシリーズ『躍動(ポージング)』より、「ゴジラ(1965)」をレビューします!
ムービーモンスターシリーズ 躍動(ポージング) / ゴジラ(1965)

名称 | ムービーモンスターシリーズ 躍動(ポージング) ゴジラ(1965) |
全高 | 約17.5cm(※台座含) |
素材 | 人形、台座:PVC |
価格 | 3,520円 |
発売元 | バンダイ |
主な登場作品 | 怪獣大戦争(1965年映画) |
ムビモンの新シリーズ『躍動(ポージング) 』

バンダイのムービーモンスターシリーズ『躍動(ポージング)』より、「ゴジラ(1965)」が登場。
このシリーズは、劇中の印象的なシーンを再現することをコンセプトにした期待の新ラインです。
記念すべき第1弾で、いきなりこのチョイス(笑)
このゴジラ(1965)は、映画『怪獣大戦争』のX星でキングギドラを撃退した際に見せた、あの衝撃の「シェー」ポーズを再現。ゴジラが飛び跳ねながら煽るように喜ぶ、伝説的なシーンをフィギュア化しています。
記念すべき第1弾で、いきなりこのチョイスとは(笑) 遊び心満載で拍手喝采ですね👏
ゴジラ(1965)全身のプロポーション






ゴジラ(1965)全身のプロポーション。
このゴジラ(1965)は、明らかにゴジラマニア向けのアイテムですが、ムビモンはあくまで3才以上向けの玩具。ソフビらしい程よいデフォルメ感があります。
クオリティと価格のバランスは個人的に大満足。劇中の「シェー」ポーズはしっかり再現されているし、コレジャナイ感も全く無い。それでいて子供のおもちゃなので価格も安いです(相対比)。
シェー!

振り返れば、昭和ゴジラがコミカル路線に振り切れていったのは、この『怪獣大戦争』あたりからではないでしょうか。
特に、この「シェー」のポーズにより、何か吹っ切れたというか、これ以降、昭和ゴジラシリーズのゴジラは、どんどん人間ぽさが溢れる、ユーモラスな方向へ進み、遠慮なく遊び要素が取り入れられるようになった印象があります。
顔の造形

顔面のアップ。
劇中のゴジラを、ソフビらしくさらに丸顔にし、よりコミカルな表情にアレンジしています。
なんとも愛嬌があり、思わずクスッと笑ってしまう可愛らしさがあります。
上げた手の左右は入れ替え可能



上げた手の左右は入れ替え可能。
劇中でもジャンプしながら何度も手を入れ替えていたので、好みのポーズを再現できます。
足の固定は台座の関係で難しいですが、腕のポーズに若干の自由度があるのは嬉しいポイントです。
(店頭で見た限り)結構、個体差はありそうだった

ちなみに今回はネットではなくリアル店舗で購入しましたが、結構個体差が大きいと個人的には感じました。まあ、あくまで3才以上用の玩具なので仕方がない。
特に目の塗装は、1体1体で微妙に異なり、はみ出し具合に差がありました。大人げなくて恐縮ですが、おもちゃ売り場でじっくり選んでしまいましたよ🙇♂️
さらに、腕の開き具合にも個体差があり、同じポーズを取っているはずなのに「なんか印象が違う……」と感じるものも。中には、あまり「シェーっぽさ」を感じない個体もありました。
あくまで僕の感想ですが、参考までに。
背びれ



固定台座のデザインが秀逸



「シェー」のジャンプポーズを再現するために台座が付属しているのですが、これが秀逸なデザイン。
劇中のX星の岩場を模した造形で、怪獣大戦争の世界観をしっかり演出。脚部を安定して固定し、ゴジラの空中ポーズを美しく再現できる優れたアイデアだと思いました。
まとめ

以上、「ムービーモンスターシリーズ 躍動(ポージング)」より「ゴジラ(1965)」のレビューでした。
ムビモンの新シリーズ第1弾から、遊び心あふれるパンチの効いたチョイスで、今後のラインナップが楽しみになりました。
カッコいい「躍動」ソフビにも期待していますが、こうしたファンが喜ぶネタアイテムもどんどん展開してほしいですね。期待しています!