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公開日:2025/03/17

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【レビュー】旅するNゲージ E5系新幹線「はやぶさ」を買ってみた

KATOの「旅するNゲージ E5系新幹線『はやぶさ』」をレビュー。卓上に飾れる完成品Nゲージで、リアルなディテールや、秋田新幹線の「こまち」との連結ギミックも再現。コレクション性の高い逸品で、鉄道模型初心者にもおすすめです。

卓上に飾って楽しむ鉄道模型!

今回は、KATOの『旅するNゲージ E5系新幹線「はやぶさ」』をレビューします。

旅するNゲージ E5系新幹線「はやぶさ」

KATO『旅するNゲージ E5系新幹線「はやぶさ」』の全体写真。
12-002 旅するNゲージ E5系新幹線「はやぶさ」
品名旅するNゲージ E5系新幹線「はやぶさ」
内容車両(10号車グランクラス車両)、展示用線路、手歯止め
価格3,850円
発売元関水金属(KATO)
実車東北新幹線
※2025年3月の情報です

KATO(カトー)の「旅するNゲージ」シリーズより、E5系新幹線「はやぶさ」です。

E5系新幹線は利用する機会が非常に多く、個人的にも馴染みの深い車両。また、最近は例の連結分離の件😥で連日ニュースでも話題になっています。。

初めての鉄道模型

KATO『旅するNゲージ E5系新幹線「はやぶさ」』を右斜め上より、車両全体を撮影した写真

今回、初めて鉄道模型を購入するにあたり、どれを選ぶか色々と悩みました。

もともと模型やジオラマは大好きですが、普段集めているのは軍艦や航空機といったミリタリー系。鉄道模型に関しては、まったくの初心者です。

何両もセットになった本格的なモデルには手が出しにくい。でも、卓上に飾れるような、ジオラマ風の1両が欲しい……。

そんなことを考えていたら、ちょうど良さそうなシリーズを発見した次第です。もともとインバウンド向けのお土産を意識したシリーズのようですが、僕のような鉄道模型初心者にもピッタリだと思いました。

パッケージ

KATO『旅するNゲージ E5系新幹線「はやぶさ」』のパッケージを撮影した写真。パッケージはプラではなく、和紙のような質感の紙製
和紙のような質感の「旅するNゲージ」のパッケージ
E6系新幹線「こまち」との連結が可能と記載が!

まずパッケージがこちら。

プラ製ではなく、和紙のような手触りのある紙製の箱に収められています。質感が非常に良く、このまま卓上に飾ってコレクションするのもアリだなと思えるほどです。

今回、卓上ディスプレイ用の1両として、TOMIX(トミックス)の『ファーストカーミュージアム』とどちらにするか迷いましたが、最終的にはこのパッケージデザインと、付属の線路の質感が決め手となり、KATO製を選びました。

内容(先頭車両、展示用線路、手歯止め)

KATO『旅するNゲージ E5系新幹線「はやぶさ」』のキット内容を撮影した写真。先頭車両、線路、手歯止めの主要付属品の3点を撮影。

主な付属品は以下の3点。

先頭車両、展示用の線路。そして車両を線路上に固定する手歯止めが付属しています。手歯止めは車両を線路上に固定するためのパーツで、任意の位置に設置できます。これにより、好みのポジションでディスプレイが可能です。

また、詳しくは後述しますが、ノーズを連結モードに変更できる仕様になっており、そのためのノーズカバーを外す専用の小さな工具(マイナスドライバーのような形状)も付属しています。

はやぶさのロングノーズにフォーカスして撮影した写真
E5系の特徴であるロングノーズ

車両本体

KATOのNゲージ「はやぶさ」を撮影した写真

こちらが車両本体のディティール。

スピード感あふれるロングノーズと、美しい「常盤(ときわ)グリーン」の彩色がリアルに再現されています。

卓上展示用のモデルではありますが、基本的な構造は通常のNゲージと変わらず、実際に付属の線路の上を走行させることが可能です。

そのため、鉄道模型初心者の僕は、まず車輪をちゃんとレールに乗せるところから一苦労(笑)。慣れるまで何度も脱輪しました。

子どもでもNゲージを集めているコレクターはたくさんいるけど、みんなスムーズにこの作業をこなしてるってこと?器用すぎる……。

各部ディティール

旅するNゲージ「はやぶさ」の各部ディティールにフォーカスした写真。線路の砂利の質感が細かい事がわかる一枚。

各部ディティールはこちら。

細かい話になりますが、本体だけでなく、線路の砂利の質感も気に入っています。トミックスの『ファーストカーミュージアム』と比較した際、こちらの方が好みの質感だったため、パッケージの好印象と併せて購入の決め手となりました。

ちゃんとグランクラスのマークが

このキットは10号車・グランクラス車両という設定。ドア付近には、しっかりとグランクラスのマーキングが施されています。細かい再現度が嬉しいポイントですね。

台車ユニット(車輪)

旅するNゲージ「はやぶさ」の底部を撮影。通常のNゲージ同様に線路を走る台車ユニットが装備されている

後部連結部分

台車ユニット(車輪)および連結ギミックはこちら。

今回購入したのは卓上ディスプレイモデルですが、調べたところによると、動力車と連結すれば通常のNゲージと走行可能とのこと(※未確認)。

卓上で眺めるために購入したはずが、いつでも“深みにハマれる”拡張性が確保されている……。恐ろしい(笑)。

まさに今話題の先頭連結部分も再現可能

「こまち」と連結する部分をアップで撮影。現実では昨年に続いてまたも走行中、「はやぶさ」と「こまち」が分離してしまい大問題になっている
昨年からニュースでめっちゃ見る部分

東北を騒がせている、例の「はやぶさ」と「こまち」の連結分離問題。

連日ニュースで取り上げられている、あの連結部分ですが……なんとこの『旅するNゲージ』、ちゃんとノーズ部分を「こまち」との連結モードにすることが可能です!

卓上観賞用のキットなので、最初はてっきりオミットされているギミックかと思いきや、別売りの「12-003 こまち」と連結してディスプレイできる仕様とのこと。素晴らしい!!

ノーズ部分は付属の道具で裏側から押し出すと、簡単に開放可能

こまちも欲しくなっちゃう

旅するNゲージ「はやぶさ」の先頭車両のカバーを開放し、「こまち」との連結部分を撮影した写真

こうなってくると、やっぱり「こまち」も欲しくなっちゃいますね(笑)。

ディスプレイするなら、隣に並べても良いけど、せっかくなら両車を連結モードで繋げたいですね。分離することがないよう、ガッチリ連結させたいと思います。現実でも頼みますよ、JR東日本さん。流石にこの短期間で2度目は、素直に怖いよ乗客として。

まとめ

旅するNゲージ E5系新幹線「はやぶさ」』を卓上にディスプレイした写真。

以上、KATOの「旅するNゲージ E5系新幹線『はやぶさ』」のレビューでした。

鉄道模型初心者の自分でも手軽に楽しめる完成品モデルで、卓上に飾るだけでも満足度の高い一品でした。質感もさることながら、「こまち」との連結ギミックがしっかり再現されている点が魅力的。

そして何より、これを手にしてしまったことで、「こまち」も並べたくなってくるのが怖いところです(笑)。

鉄道模型の世界は奥が深そうですが、こうした気軽に楽しめるアイテムから始めるのもアリだと実感しました。今後も気になるモデルがあれば、またチェックしてみたいと思います。

昔乗ってた電車が発売されたら嬉しいんだけどなー。通常のNゲージシリーズの方なら、ほぼ全車出てるっぽいけどね。

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