海外メーカー「HIYA」が手掛ける、ゴジラフィギュア!
Hiya Toysから発売された「Godzilla Mothra and King Ghidorah Giant Monsters All-Out Attack (2001) Heat Ray Godzilla」、いわゆる「GMK ゴジラ(2001) 放射熱線Ver.」をレビューします。
Godzilla Mothra and King Ghidorah Giant Monsters All-Out Attack (2001) Heat Ray Godzilla

| 商品名 | Godzilla Mothra and King Ghidorah Giant Monsters All-Out Attack (2001) Heat Ray Godzilla |
| サイズ | 全高 約17cm |
| 重さ | 約516g |
| 価格 | 54.00USD |
| 販売時期 | 2026年4月頃 |
| 主な登場作品 | 『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001年映画) |
HIYAのExquisite Basic Seriesより登場した「Godzilla Mothra and King Ghidorah Giant Monsters All-Out Attack (2001) Heat Ray Godzilla」です。


ミレニアムシリーズ屈指の人気作『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』より、通称「白目ゴジラ」ことGMKゴジラがHIYAから登場。
GMKは個人的にもミレニアムシリーズの中で最も好きな作品なので、このフィギュアの発売にはかなり期待していました。
早速レビューに入ります。
パッケージ

まずはパッケージから。
開封レビューと重複しますが、改めてチェックしていきます。

Godzilla Mothra and King Ghidorah Giant Monsters All-Out Attack (2001) Heat Ray Godzilla
パッケージ



パッケージがこちら。
サイズは約W29 ✕ D13 ✕ H23cm。以前購入した『Heat Ray Godzilla Hokkaido Ver.』とほぼ同じサイズですが、こちらの方がやや奥行きがあります。
僕が購入したHIYA製ゴジラはこれで3体目ですが、ゴジラ本体のサイズ感や付属品構成は近いものの、なぜかパッケージサイズは毎回バラバラです。


開封後、中身のブリスターと同梱物がこちら。

同梱物は「GMKゴジラ本体」、「交換用手首パーツ」、そして「放射熱線エフェクトパーツ」の3点です。
全身のプロポーション

さて、全身のプロポーションはこちら。
ミレニアムシリーズ初期の、爬虫類的な前傾姿勢を強調したミレゴジから一転。GMKゴジラは、VSシリーズを思わせる直立寄りのボディラインへ回帰したデザインとなっています。
VS世代としては、放映当時「馴染みのある体型のゴジラが帰ってきた!」と興奮したのを今でも覚えています。







劇中の非常にマッシブなGMKゴジラの体型をしっかり再現。
特に下半身から足先にかけての筋肉量は圧倒的で、全ゴジラの中でもかなり特徴的な巨大な爪もしっかり造形されています。
各部ディテール

次に各部ディテールをチェック。
顔面


さて、これこそGMKゴジラ最大の特徴。
白目をむき、相手を睨みつける不気味な表情です。そんな特徴的な目の塗装ですが、単なる白一色では無く、反転した黒目部分から内側へ向かって徐々に白くなるグラデーション塗装が施されており、小サイズながら丁寧に彩色されています。
ブラックライトで光……ってる?(よくワカラン)
ちなみに、HiyaToysのゴジラでお馴染みの隠しギミックについても試してみました。
これまで購入したギドゴジ、ミレゴジは、どちらもブラックライトを目に照射すると発光するという、ちょっと粋なギミックが搭載されていました。


して、今回のGMKゴジラですが……。

うーん、光ってる……のか?
これまでの個体ほど分かりやすい変化がありません。白色部分がライトを反射しているだけのようにも見えるし、わずかに発光しているようにも見える。少なくとも、これまで購入したギドゴジやミレゴジと比べると、発光表現はかなり控えめです。
首から胴にかけて

首から胴にかけて。
正面から見た印象は比較的劇中に近く、違和感はありません。

一方で、横から見た際の首まわりのプロポーションは少し気になります。顎を十分に引くことができないため、どうしても首から頭部にかけて前へ突き出したような姿勢になってしまいます。
劇中のGMKゴジラは、そこまで首を前へ出していた印象が無かったので、このあたりはHIYA独自の解釈を感じるポイントでした。
腕・足





尻尾



尻尾。
可動自体は良好ですが、全体的に関節がかなり固めです。これまで購入してきたギドゴジやミレゴジと比べても、明らかに本商品が一番固いです。
重さは約516g。HIYAのゴジラは重い

ちなみに重さは約516g!
全高は約17cmと、サイズ自体は一般的なゴジラフィギュアの範疇ですが、HIYA製のゴジラはとにかく重い。
同スケール帯のライバルとも言える S.H.MonsterArts に慣れ親しんだ人が初めてHIYA製ゴジラを手にすると、まず最初に感じるのは「重っ!」だと思いますw
発光状態を再現した背びれ


HIYAのHeat Ray Ver. いわゆる「放射熱線Ver.」最大の特徴。青白く発光した状態を再現した背びれです。
HIYAの放射熱線Ver.ゴジラは、ギドゴジ、ミレゴジに続きこれで3体目の購入ですが、発光表現がそれぞれ異なっているのが面白いところ。


今回のGMKゴジラについては、発光表現や光沢感は比較的控えめ。
同じ青系統だったギドゴジは、筆で塗ったような彩色で個人的に違和感がありましたが、こちらは根本から自然に青色へグラデーションしていくクリアパーツを採用しています。透明感はそこまで強くありませんが、かなり自然な仕上がりの印象です。ただ質感がちょっと玩具っぽいなとは正直思いました。

ブラックライトで光る


ブラックライトを当てた状態がこちら。
目の部分とは異なり、こちらは変化が非常に分かりやすく、明確に発光していることが確認できます。妖しく輝く背びれは非常に見応えがあります!
熱線エフェクトパーツ

彩色とジョイント部分以外の造形は、ギドゴジやミレゴジのものと基本は同じ
付属する「放射熱線エフェクトパーツ」。
基本的な造形自体はミレゴジ付属版と共通です。ゴジラ本体へ接続するジョイント部分の形状が、ギドゴジのものから新しくなっています。


ゴジラ本体への接続方法は、口内に用意された専用の「くぼみ」に差し込み、固定する仕様となっています。
接続位置はミレゴジのような喉奥ではなく、上顎側に設けられています。そのため、熱線エフェクトパーツの上下を間違えにくく、装着方法はこちらの方が分かりやすいです。

熱線パーツを付けても、首の保持力は極めて良好


このGMKゴジラは、これまで購入したHIYA製のギドゴジやミレゴジと比較しても関節全体がかなり固めで、正直なところ取り回しはあまり良くありません。
ただ、その固さにもメリットがあります。
特に首の保持力は非常に優秀! 熱線エフェクトパーツを装着した状態でも、重さに負けて首が垂れ下がってくることがありません。これはかなりGoodです!
ただし首は問題ないものの、熱線エフェクトパーツ側のジョイントが自重で外れてしまうことはたまにあります。

ミレゴジと同じ問題点


舌が上顎へ毎回張り付いてしまう
尚、熱線パーツのジョイント方式がミレゴジと同じなぶん、口の開閉ギミックについても同様の問題が発生します。
舌が可動式なのは、おそらく熱線エフェクトパーツを咥えさせるため、内部スペースを確保する都合の問題だとは思いますが、口を閉じるたび、舌が上顎へ張り付いてしまい、元の位置へ戻すのが少し面倒です。
ただしGMK版は、ミレゴジより舌パーツを掴みやすいため、そこまで深刻ではありません。
とはいえ、口を開閉するたび毎回舌を戻す作業が発生するので、この仕様は正直ちょっと煩わしいですね。
可動・ポーズいろいろ






可動がこちら。
繰り返しになりますが、関節はかなり固めです。少なくとも、これまで購入してきたHIYA製ゴジラの中では本商品が一番固く、ポージングにはなかなか苦労しました。
そのため、必要に応じて温めながら少しずつ慣らしていくのがおすすめです。いわゆる、自分で関節を「育てていく」タイプのフィギュアだと思っています。
S.H.MonsterArtsと比較

画像右:S.H.MonsterArts Series


開封レビューでもやりましたが、改めてS.H.MonsterArtsの「ゴジラ(2001)」と比較。
いかがでしょうか。
個人的な総評としては、HIYA版GMKゴジラは、特に下半身にかけての筋肉量や重量感はとても良いと思います。
一方で、肝心の顔の再現度については、S.H.MonsterArts版の方が劇中に近い印象を受けました。

HIYA版も、下から見上げたアングルでは、眼下を不気味に睨みつける、あの劇中の迫力が再現されていると思うのですが、どうも正面や上からのアングルでは異なる印象を受けます。

劇中のGMKゴジラは、顔が大きく重厚感のある顔立ちだった印象がありますが、HIYA版は顎を大きく引くことができない構造の影響で、顔を正面へ向けようとすると首から頭部にかけて前へ突き出したような姿勢になります。
その結果、どうしても顔が「伸びている」というか、縦長に見えてしまいました。

また、首まわりのボリュームに対して頭部がそこまで大きく造形されていないため、GMK特有の「大きな顔」の迫力が少し薄れている印象も受けました。
HIYAのゴジラについて、僕はこれまでギドゴジ、ミレゴジと購入し、今回のGMKゴジラが3体目になるわけですが、ここにきて初めて「HIYA独自の解釈が強い造形だな」という印象を受けました。
こうして同サイズのフィギュアでも、各メーカーごとの解釈の違いを比較できるのは、フィギュア収集の面白さだと思います。
まとめ

以上、Hiya Toys「Godzilla Mothra and King Ghidorah Giant Monsters All-Out Attack (2001) Heat Ray Godzilla」でした。
個人的には、顔の再現度だけで言えばS.H.MonsterArts版GMKゴジラの方が劇中イメージに近いと感じましたが、全身のボリューム感や重量感、そして放射熱線Ver.としての表現・魅力はHIYA版ならでは。
何より、同じサイズのGMKゴジラでもメーカーごとの解釈の違いを楽しめるのは、フィギュア収集の醍醐味だと思います。
GMKゴジラが好きな方はもちろん、すでにS.H.MonsterArts版を持っている方でも、比較用として十分楽しめる1体でした!


















