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公開日:2025/02/03

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【HGシリーズ】 ゴジラVSモスラ編 バトラ レビュー

バンダイのガシャポンHGシリーズ「ゴジラVSモスラ編」から、バトラ成虫をレビュー!精密な造形や羽の模様の再現度、角の塗装の仕上がりなどの感想をお届けします。

バトラ成虫がHGに帰ってきた!

今回は、バンダイのガシャポンHGシリーズ最新作「ゴジラ ~ゴジラVSモスラ編~」から、「バトラ」をレビューします!

HGシリーズ ゴジラ ~ゴジラVSモスラ編~ / バトラ

HGシリーズ「ゴジラVSモスラ編」の「バトラ」の全身を撮影した写真
名称HGシリーズ ゴジラ ~ゴジラVSモスラ編~ / バトラ
翼開長約12cm
素材本体:PVC 支柱台座:MABS
価格1回500円
発売元バンダイ
主な登場作品ゴジラVSモスラ(1992年映画)
※発売当時の情報です

バンダイのガシャポンHGシリーズの新作。「ゴジラ ~ゴジラVSモスラ編~」より「バトラ」です。

バトラの登場作品は1992年公開の映画『ゴジラVSモスラ』。

モスラと同じ地球の守護神ですが、「守るために戦う」モスラとは異なり、地球を脅かすものを「破壊」する「バトルモスラ」として登場した怪獣です。平成VSシリーズで初登場。今回のHGシリーズ「VSモスラ編」の本命といえるラインナップです。

さっそくレビューしていきます。

バトラ全身のプロポーション

HGシリーズ「ゴジラVSモスラ編」の「バトラ」を正面から撮影した写真。この構図は、劇中だと海上の羽化(進化)シーンを思い浮かべる
劇中で正面からのカットといえば、やはり海上の羽化(進化)シーンを思い出します。格好良いよねアレ。

ここからは、バトラの全身をレビュー。

バトラ成虫のHG化は1995年発売の「ゴジラ2」以来? 調べたところ、一応「クロニクル2」で2005年にも復刻されていますが、それでも約20年前の話。

モスラは様々な個体がいるため何度もHG化されていますが、バトラは『ゴジラVSモスラ』の一作のみなので、なかなか造形化の機会が巡ってきませんでしたね。

HGシリーズ「ゴジラVSモスラ編」の「バトラ」を上すら俯瞰して撮影。羽模様がよくわかる一枚

そんな中、満を持して復活したバトラですが、造形は非常に精密になり、確実にパワーアップしています。

かつてのHGシリーズは食玩的なデフォルメ感の強いミニフィギュアでしたが、技術の進歩もあり、今ではすっかりリアルな造形に。のっぺり感がなく、彫りの細かさが際立っています。

HGシリーズ「ゴジラVSモスラ編」の「バトラ」を右正面より撮影。劇中ではこれぐらいの確度からの構図が多かった

同HGシリーズのミレニアムゴジラ、ベビーゴジラは若干オリジナリティが造形にプラスされていると感じましたが、このバトラは劇中のイメージに非常に近い仕上がりだと感じました。

顔面

顔のアップ。格好良いですね! 劇中の鬼のような表情がしっかり再現されています。

あえて言うなら、角(アーマーホーン)の塗装について

HGシリーズ「ゴジラVSモスラ編」の「バトラ」の顔面アップ写真
劇中だと3本の角が、より強調されている

まあ、あえて一点気になる点を挙げるなら、角(アーマーホーン)の塗装。全体的に均一な塗装ですが、劇中のバトラは大きな3本の角(発光する部分)が特徴的だと思うんですよね。

本来であれば、3本の角をより強調し、他の小さな角にはほんのり色をつけるような仕上がりだと、個人的にはうれしい。

とはいえ、500円のミニフィギュアにどこまで求めるかという話でもありますが……。自分で塗るしかないか。

バトラの羽模様を俯瞰して撮影。劇中のバトラと比べて、羽模様は若干省略されている
模様は僅かに簡略化されているものの、ほぼ劇中通りの再現度

羽の模様。劇中でバトラの羽模様を上から俯瞰できるシーンって、あんまり無いような気がします。それこそラストシーンぐらいじゃないだろうか。

模様は僅かに簡略化されているものの、ほぼ劇中通りの再現度。色彩もイメージそのままです。

羽(内側)・腹部・脚

HGシリーズ「ゴジラVSモスラ編」の「バトラ」を下から見上げるように撮影。内側の羽模様は、劇中のバトラと比べて、大分簡略化されている

外側の羽模様の再現度は高いですが、内側の羽模様は大幅に簡略化され、色も異なります。本来は外側と同じように二重線が入っていますが、一色で塗られています。

ミニフィギュアでは内側の塗装が省略されることが多いので、これは仕方ないですね。価格相応といったところでしょうか。

背部

バトラの背中。甲虫類や甲殻類のような硬質なデザインですが、劇中で上から俯瞰できるシーンが少ないのと、成虫は夜しか出番が無いので細部が見え辛く、正直あまり記憶には残っていません。まあ、こんなカンジだったとは思うけど。

モスラは蛾がモチーフ(※蝶ではない)で知られていますが、バトラに明確なモチーフってあるのかな? いろいろな昆虫の要素が混ざったデザインですよね。

尻尾

ディスプレイ用の支柱付き

フィギュアにはディスプレイ用の支柱が付属しており、飛行状態で飾れます。地味ですが、嬉しいポイントです。

まとめ

以上、HGシリーズ「ゴジラVSモスラ編」より「バトラ」のレビューでした!

平成モスラ、バトラが再びHGシリーズに登場したのは、VS世代として嬉しい限り。この勢いで、ぜひ平成モスラ3部作もHGで復活させてほしいですね。期待しています!

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