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フィギュア、プラモデルの写真レビュー

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公開日:2025/01/23

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【HGシリーズ】 ゴジラVSモスラ編 ベビーゴジラ レビュー

「HGシリーズ ゴジラVSモスラ編」から初HG化となる「ベビーゴジラ」をレビュー!劇中イメージに忠実なリアル造形、迫力のサイズ感、そして目元の細かな再現度に注目です。過去のHGシリーズのリトルやジュニアとの比較写真も掲載しています。

VSモスラ編なのに一番の目玉?

今回は、バンダイのガシャポンHGシリーズ最新作「ゴジラ ~ゴジラVSモスラ編~」から、「ベビーゴジラ」をレビューします!

HGシリーズ ゴジラ ~ゴジラVSモスラ編~ / ベビーゴジラ

HGシリーズ「ゴジラVSモスラ編」の「ベビーゴジラ」の全身を撮影した写真
名称HGシリーズ ゴジラ ~ゴジラVSモスラ編~ / ベビーゴジラ
高さ約7cm
素材PVC
価格1回500円
発売元バンダイ
主な登場作品ゴジラVSメカゴジラ(1993年映画)
※発売当時の情報です

バンダイのガシャポンHGシリーズの新作。「ゴジラ ~ゴジラVSモスラ編~」より「ベビーゴジラ」です。

ベビーゴジラの登場作品は1993年映画『ゴジラVSメカゴジラ』。

今回のシリーズ名の「VSモスラ編」とは、ぶっちゃけ関係ない謎のラインナップですが…。ま、まあ、それはさておき、こちらが気にしているのはフィギュアのクオリティです。気を取り直して、さっそくレビューしていきましょう。

ベビーゴジラ全身のプロポーション

HGシリーズ「ゴジラVSモスラ編」の「ベビーゴジラ」を左側面から全身を撮影した写真。頭から尻尾の先まで、全身のプロポーションが把握できる一枚

ここからは、ベビーゴジラの全身レビュー。

意外なことに、ベビーゴジラがHGシリーズに登場するのは今回が初めてとのこと。リトルゴジラやゴジラジュニアはとっくの昔にHG化しているので、これは驚きです。言われてみればといったカンジ

ベビーゴジラを下から見上げるように撮影した写真
HGシリーズ「ゴジラVSモスラ編」の「ベビーゴジラ」を撮影した写真
同ベビーゴジラの、背びれにフォーカスして撮影した写真

組み立ててビックリ。デカい!

HGシリーズ「ゴジラVSモスラ編」の「ベビーゴジラ」と、かつて発売されたHGシリーズ「ゴジラ4」ゴジラジュニアと比較した写真。今回のベビーゴジラの方が一回り大きい
ゴジラ4のジュニアと比較。で、でかい!

今回、カプセルを開けて組み立てた瞬間、最初の印象は「デ、デカい!」でした(笑)。

過去のリトルゴジラ、ゴジラジュニアと同程度のサイズ感を勝手に想像していたので、この大きさには驚き。

全高は約7cm、全長は約10.5cmと、今回の同HGシリーズ、ミレゴジ(ミレニアムゴジラ)と同じくらいのサイズ感です。

ちなみに、HGシリーズ前作「怪獣総進撃編」もサイズが大きめでしたが、個人的にはこのサイズアップの傾向は大歓迎です!これくらいのボリュームがあると、棚にまとめてディスプレイしたときの映え方が違いますね。

造形もハイクオリティ

HGシリーズ「ゴジラVSモスラ編」の「ベビーゴジラ」の上半身をアップで撮影した写真

もちろん、サイズが大きくなると造形のクオリティにもシビアな目が向けられるのは仕方ありません。劇中のイメージとかけ離れていると、ガッカリ感が増して微妙な気持ちになります。

ですが、このベビーゴジラに、その心配は無用!一目見ただけで「あ!ベビーゴジラだ」と安心できるクオリティでした。基本的に劇中のイメージに忠実でありながら、各所に適度なオリジナリティが加えられています。詳しく見ていきましょう。

各部ディティール

ここからは各部のディティールについて解説します。

顔・目

まずは顔のアップ。意外と丸顔なベビーゴジラの特徴が、しっかりと再現されています。

瞼の造形には拍手喝采

個人的に、今回のHGベビーゴジラの造形で最も喜んだポイントが目の表現です。左右の目が完全に対称ではなく、意図的に差をつけた造形になっています。

特に右目の瞼が半分閉じかかったような、なんだか眠たそうな形状は秀逸。このディティールが加わるだけで、「そうそう!こんな目をしていた」と思わず納得してしまう再現度です。映画『ゴジラvsメカゴジラ』を観たことがある人なら、共感できるのではないでしょうか。

全体の色味と体型

全体の色味と体型に関しては、ややアレンジが加えられています。

まず、全体の色味は劇中よりかなり明るめで、グレーというよりは青みがかったカラーになっています。

お腹まわりの塗り分けが無い点は残念

お腹まわりの彩色が一色にまとめられてしまった点は少し残念です。ここが丁寧に塗り分けられていれば、ぐっとリアルな仕上がりになったと思います。

そして体型は、劇中のベビーゴジラに比べて少しマッシブに仕上がっています。首や背中からお腹にかけて、どっしりとした体格に見えますね。実際のベビーゴジラもバランスは同じような比率になっていますが、劇中の「動いている」ベビーゴジラはもう少し細身で、筋肉が引き締まった印象が強いです。

このあたりのアレンジは、手のひらサイズのフィギュアとしての見栄えを重視したのかなと思います。

背びれ

こちらは背びれ。彩色は必要最低限に抑えられていますが、要所はしっかり塗られているため、そこまで気になる点はありません。

形状に関しては、劇中そのままの印象で違和感は全くありませんね。大きい背びれの箇所は、ミニフィギュアながら、実はちゃんと数も合っています。GOOD!

脚の造形。ミレゴジの脚はちょっとかわいらしくデフォルメされていましたが、こちらはかなりリアル路線。

尻尾

尻尾。背びれの塗装は無く、質感もちょっと食玩っぽい。

まとめ

HGシリーズ「ゴジラVSモスラ編」のベビーゴジラと、かつて発売された「ゴジラEX」のリトルゴジラ、「ゴジラ4」のゴジラジュニアと比較した写真
全員自分
HGシリーズのベビーゴジラとリトルゴジラを並べて撮影
これがこうなり…
HGシリーズのリトルゴジラとベビーゴジラを並べて撮影
こうなるのじゃ
次のHGはマグロ版ベビーゴジラにしよう

以上、HGシリーズ「ゴジラVSモスラ編」より「ベビーゴジラ」のレビューでした。

ミレゴジがかわいらしいデフォルメされた造形だったのに対し、こちらはかなりリアル路線。劇中のイメージに非常に近い仕上がりとなっています。

今回のベビーゴジラの商品化で、ついにベビー、リトル、ジュニアが一式揃いましたね。ここに至るまで相当な年月がかかりましたが、言われるまで未登場だったことに気づきませんでした。出てなかったことに驚きです。

さて、次はローランド・エメリッヒ版のベビーゴジラをHG化しましょうかバンダイさん。ムビモンで「GODZILLA 1998」が盛り上がっている今こそチャンスですよ!

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