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公開日:2024/10/07

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【HGシリーズ】HG D+ ゴジラ04 モゲラ(1994) レビュー

HGシリーズ「ゴジラ HG D+ ゴジラ04」から「モゲラ(1994)」をレビュー。旧HGシリーズのモゲラも高クオリティでしたが、このD+シリーズのモゲラは、劇中のイメージにさらに近づいた印象です。約7cmのHGながら、精巧なディテールや塗装の仕上がり、台座について詳しく解説します。

今回は、2020年に発売された「ゴジラ HG D+ ゴジラ04」から、モゲラ(1994) をレビューします!

モゲラはどの価格帯のフィギュアでも、安定したクオリティで商品化される印象がありますが、手のひらサイズでもその品質はしっかり健在です。

ゴジラ HG D+ ゴジラ04 / モゲラ(1994)

【HGシリーズ】HG D+ ゴジラ04 モゲラ(1994)の全身を撮影した写真。
名称ゴジラ HG D+ ゴジラ04 / モゲラ(1994)
高さ本体:約7cm / 台座含:約9cm程度
素材ジオラマ、フィギュア、エフェクト:PVC
価格1回500円
発売時期2020年9月
発売元バンダイ
主な登場作品ゴジラ VS スペースゴジラ(1994年映画)
※発売当時の情報です

前回レビューしたゴジラ(1994)に続いて、ゴジラ HG D+シリーズの「モゲラ(1994)」をご紹介。

このフィギュアはゴジラ(1994)と同じHG D+シリーズ第4弾としてラインナップされています。原作では映画「ゴジラ VS スペースゴジラ」に登場した国連G対策センターの対G用戦闘ロボットで、劇中での正式名称は「M.O.G.E.R.A.」でした。

関連記事はこちら

【ガチャ】HG D+ ゴジラ04よりゴジラ(1994)をレビュー

「ゴジラ HG D+ ゴジラ04」から「ゴジラ(1994)」をレビュー。劇中のゴジラの質感を再現した体表や、緻密な塗装が魅力のガチャフィギュアです。全体の完成度を解説します。

同じHGシリーズから、同作に登場するゴジラ(1994)のレビュー

フィギュア全体のレビュー

【HGシリーズ】HG D+ ゴジラ04 モゲラ(1994)を、正面から全身を撮影した写真。
正面より。かなり劇中のイメージに近いクオリティ

ここからはフィギュア全体のレビュー。

ゴジラ(1994)のレビューでも触れたように、ゴジラ HG D+ ゴジラ04シリーズは、劇中のイメージを手堅く再現している印象が強いです。

このモゲラも同様で、劇中のイメージとほぼ一致していると思います。

HG D+シリーズのモゲラの右側面を撮影した写真。
手のひらサイズながら、全身のバランスを保ったままコンパクトに仕上げられています
HG D+のモゲラの全身写真。映画劇中でスパイラルグレネードミサイルを構えたシーンのようなポーズをしている。
いつでも「Fire!」の号令で発射出来そうな構えポーズ
HG D+のモゲラ(1994)を背面から撮影。装備されたバックパックユニットが確認できる1枚。

昔のHGシリーズもモゲラのクオリティは高かったですが、個人的には頭部ユニット、特に目の周りのバランスが劇中の印象とちょっと違うなと感じていました。

それに対して、このD+のモゲラはツインアイがやや誇張されて左右に広がっていますが、角度や全体のバランスが劇中に近く、ぱっと見で「似ている」と思わせる仕上がりです。

HG D+モゲラの上半身アップ写真。旧HGシリーズのモゲラよりも頭部の再現度が高い。
頭部ユニットの造形は、旧HGシリーズのモゲラよりも劇中のイメージに近く、よりシェイプされた印象

塗装について

HG D+モゲラを左側面より全身を撮影。塗装の大きなズレは確認できない。
塗り分けは良好

他のHG D+シリーズ同様、塗装のクオリティは良好です。細かな部分までしっかりと塗り分けられています。

HG D+モゲラの背面を撮影。こちらもよく塗り分けされている。

怪獣と異なり、メカはディティールを再現しやすい一方で、彩色に関しては「正解」が明確なため、劇中のイメージとのズレも目立ちやすいですが、このフィギュアは問題ありません。

全体的な彩度もイメージ通り。特徴的な合成ブルーダイヤコーティング部分もしっかり塗り分けされています。

スパイラルグレネードミサイル発射口の裏側に、本体のシルバー塗料が若干ながら付着していることが確認できる写真。

強いて言うならば、個体差かもしれませんが、スパイラルグレネードミサイル発射口の裏側に本体のシルバー塗料が若干乗っていました。しかし写真を拡大してようやく気がつくレベルです。

フィギュア本体は約7cmほどのサイズで、ほとんど目立ちません。ちょうど角度がついていて光が反射しやすい部分でもあり、ガチャで当たってからこの4年間全く気が付きませんでした!問題なし!

台座とセットで

HG D+シリーズの特徴である、カプセルを再利用した台座と、モゲラ本体をセットで飾った写真。
ガチャカプセルを再利用した台座が付属

HG D+シリーズ特徴である台座とセットでディスプレイ。モゲラ(1994)の台座は、基地をイメージしたものだと思います。

HG D+ ゴジラ04のモゲラ(1994)と、ジオラマ台座をセットにして、右側面より撮影した写真。基地から出撃する瞬間のようなイメージ。
まるで出撃シーンのよう
こちらは逆方向から撮影した写真。
モゲラの背後から撮影。台座が基地のイメージのわりにはシンプルで、ドッグ装備が何も付属しない。
背後に劇中に搭乗した格納ドッグが付いていたら最高だった

同ラインナップのゴジラやスペースゴジラの台座は、ビルや結晶体が付属してボリュームがあったので、こちらは一番しょぼいシンプルで控えめな形状ですね。

格納ドッグが付いていたら最高だったのにね(笑)。

モゲラを正面に向かせて撮影。
この背後に格納ドッグが付いていたら満点でした
モゲラを背面から撮影。

同じHG D+ ゴジラ04のゴジラ(1994)より、ちょっとだけ大きい

同HGシリーズのゴジラ(1994)と相対するモゲラの写真。
劇中では意外と真正面からの対決はしておらず、スペースゴジラが主な相手でした
同HGシリーズのゴジラを横に並べた写真。ゴジラの方がモゲラより若干小さいことがわかる一枚。
サイズはモゲラの方がわずかに大きい

同じHG D+ ゴジラ04シリーズのゴジラ(1994)と並べて比較してみると、実はモゲラの方がわずかに大きいです。

劇中では、両者が真正面から激突する機会は意外と無く、モゲラの相手は最初から主にスペースゴジラでした。なので、このサイズ差が劇中のイメージ通りなのか、製造上の都合なのかは、よくわかりません。

ただし設定だとモゲラは120m。ゴジラが対スペースゴジラ時に何メートルなのか今いちハッキリしませんが、ギドゴジの頃から変わっていないならば約100mのはず。

そう考えると、大体この比率は合っているのかもしれませんね。

まとめ

HG D+シリーズのモゲラとジオラマ台座をセットで飾った写真。

以上、「ゴジラ HG D+ ゴジラ04」より「モゲラ(1994)」のレビューでした。

もともとHGシリーズの中でも評価が高かったモゲラが、さらにクオリティアップした印象です。怪獣に比べて、メカであるモゲラはディテールがはっきりしているので、作りやすいのかもしれません。ムービーモンスターシリーズや、S.H.MonsterArtsシリーズでも再現度が高いですし、価格帯に関係なく、モゲラは安定して良い出来ですね。

あえて言うなら、以前のHGシリーズとの差別化が少しあれば良かったかなと思います。例えば、スパイラルグレネードミサイルの発射体勢を再現するポーズにするとか。次のラインナップに期待します!

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