【レポート】ゴジラ博に行ってきた!“本物”のゴジラが目の前に!
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東京ミッドタウン日比谷で開催されていた「ゴジラ博」に、遅ればせながら、開催期間ギリギリで行ってきました!
先に感想を言うと、もう最高でした!本当に行って良かったです!!
当日の展示内容をレポートします。
ゴジラ博とは
ゴジラ博は、2024年8月13日から9月1日まで東京ミッドタウン日比谷6F BASEQ HALLで開催されたイベント。
今年で70周年を迎える「ゴジラ」シリーズの足跡を辿る事をコンセプトに、「大ゴジラ特撮展」「大ゴジラ特撮王国」を継承する形で企画されました。
撮影用のプロップ(小道具)や、当時実際に着用された本物のゴジラのスーツが展示されるなど、非常に貴重なイベントです。
映画で見ていたあのゴジラを直接見られるなんて。。ゴジラファンにとってまさに夢のような体験でした。
ただ、開催期間がちょっと短かったのが辛かったです。スケジュールを確保するのが難しかったため、ギリギリでの参加となりました。でも本当に行ってよかった😭
展示内容をピックアップ!まずは初代ゴジラ(再現スーツ)から
入口では早速、初代ゴジラがお出迎え!
このスーツは当時の実物ではなく、福島県須賀川市の円谷英二ミュージアムで展示するために新造された再現スーツです。
実はわたくしメモルカ、今年のGWに円谷英二ミュージアムにも行っており、そこでも初代ゴジラの再現スーツを見ました。それはミュージアム開館にあわせて制作された映像作品『夢の挑戦 ゴジラ須賀川に現る』で実際に使用されたスーツとの事だったので、今回の解説を読む限り、同じものなのでしょうか?
須賀川から持ってきたって事?
デスゴジのスーツ!「ゴジラVSデストロイア」で実際に使用された本物!!
続いて「ゴジラVSデストロイア」で実際に使用されたゴジラのスーツ!ほ……本物だ😭
映画館で見たあのゴジラが、今目の前に!!感動しすぎて鳥肌が止まらなかった😭 メモルカはVSシリーズ直撃世代。ゴジラといえばこのデザインですよ。
ちなみにデスゴジなのにバーニング状態ではないのは、後日黒色に塗装し直したから。これは結構有名な話ですよね。
ミレニアムシリーズも続々と登場!
そのまま館内を進むと、圧巻の展示内容が続きます!!ミレニアムシリーズのゴジラが続々と登場!全て実際に当時着用された撮影用スーツです。
映画でもVHSでもDVDでもBDでもアマプラでも(笑)、何度何度も観てきたゴジラが本当に今、目の前にいる!
しかも、「目の前」って比喩でも何でも無く、本当に超至近距離の目の前。柵もケースも無く、貴重な本物のゴジラスーツを眼前で見られます。
なんて神イベントなんだ😭
ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年) 撮影用スーツ
ハムゴジGMKの白目ゴジラ!ミレニアムコーナーのゴジラで一番デカかったです!
白目ばかりが注目されがちですが、顔だけでなく全身のマッシブな造形も特徴的で、とにかく迫力がすごいです。
ゴジラXメガギラス G消滅作戦(2000年) 撮影用スーツ
ミレゴジ(ゴジラ2000)と同じ型から作られた「ギラゴジ」スーツ。劇中は緑色だったはずですが、「CRゴジラ」撮影時に塗り替えられた模様。
ゴジラXメカゴジラ(2002年) 撮影用スーツ
3式機龍と対決した通称「釈ゴジ」。後述しますが機龍ことメカゴジラも展示していました!
ゴジラ FINAL WARS(2004年) 撮影用スーツ
ファイナルウォーズのゴジラ。格闘アクションを重視し、細身でスタイリッシュな体系。
ミレニアムシリーズ4体の中で、一番足元に「どっしり感」が無いゴジラです。スタスタと歩き出しそう。
CGゴジラもスタチュー(立像)で登場!
近年のゴジラは撮影用スーツがなく、完全にフルCGで作成されていますが、そんなゴジラたちも宣伝用のスタチュー(立像)で登場しています!
「シンゴジ(シン・ゴジラ)」「アニゴジ(怪獣惑星)」「ドハゴジ(キング・オブ・モンスターズ)」の3体が展示されていました。
展示はゴジラだけじゃない!
展示はゴジラ作品だけではありません。
なんと平成モスラ3部作から、「モスラ3 キングギドラ来襲(1998年) 」のキングギドラが展示されていました!操演シーン用の2/3モデルだそうです。
その他に「デスギドラ」の頭部も展示されていました!ここまで来ると、平成モスラの実物も見たかったなぁ。いつかは見るぞ!
「ゴジラVSキングギドラ(1991年)」の劇中で飛行シーンの撮影用として制作されたキングギドラの頭部。
展示の仕方が、絶対に映画の冒頭を意識していますよね(笑)。
劣化具合がむしろ、劇中の海底で数百年眠っていたギドラのような雰囲気を漂わせています。
オリジナルの型から複製されたキングギドラ(昭和)の頭部モデル。
昭和時代の後期にCMやイベント等の展示用として使用されたようです。
「ゴジラXモスラXメカゴジラ 東京SOS(2003年)」に登場した3式機龍ことメカゴジラ。
ちなみに今年はメカゴジラ登場から50周年です。
「ゴジラVSスペースゴジラ」に登場したリトルゴジラの撮影用スーツ。
会場では「可愛い、可愛い」と子どもたちに大人気で、ツーショットを撮る人たちでいっぱいでした。
撮影用プロップ(小道具)。伝説のオキシジェン・デストロイヤーも
映画のラストで初代ゴジラを葬った伝説のオキシジェン・デストロイヤー。実際に使用された本物が展示。凄い。。ちゃんと残ってるんだなぁ。
ちなみに須賀川の円谷英二ミュージアムにも展示してあります。あちらはレプリカなのか、結構綺麗な状態でしたね。
こちらも同じく、初代ゴジラ劇中で使用された潜水具。あのラストシーンで芹沢博士(演:平田昭彦)が実際に着用した本物。
有名なゴジラ(1984)のサイボットゴジラも展示。撮影用の着ぐるみとは別に用意された機械のゴジラです。
目や口元、鼻の動きなどをコントロールし、ゴジラのアップになるシーンで多彩な表情の再現をしてくれました。
これ想像していたより遥かに巨大でビックリしました!勝手にもっと小さいサイズのメカを想像していたので。ここまで大きかったとは驚きです。
その他にも数々の展示
ボリュームがありすぎて、もはや紹介しきれませんが、その他にも多数の展示がありました。どれも貴重品ばかりで、実際に見ることができて本当に良かったです。
- 東海道線 車両 ゴジラ(1954年) 実物
- ビオランテ コンセプトモデル
- ゴジラザウルス頭部/脚部
- ゴジラジュニア 1/2サイズモデル
- カイザーギドラ ヘッド
- デスギドラ ヘッド
- メカゴジラ(1974年)頭部 複製
- メカゴジラ(1993年)検討用模型 複製
- メカゴジラ(1993年) 飛行形態 実物
- ゴジラ映画歴代ポスター
(ローランド・エメリッヒ版GODZILLAを含む! ← 重要!あれも立派なゴジラです!)
……など。
「予告編」集コーナーは大盛りあがり
展示は造形物の他に、映像のコーナーもありました。その中で皆が足を止めて盛り上がっていたのは、歴代ゴジラ映画の「予告編」ムービー集。
みんな自分の世代のゴジラが流れると、歓声を上げたり拍手したり(迷惑にならないように小さくやっているのが微笑ましい)と大喜びしていました。自分もVSシリーズあたりからテンションMAXでした!考えてみれば周りも全員ゴジラファンなわけで、もはや同窓会会場ですね、ここは。
それと俳優陣を見て、「うわーー若い!」と何度もあちこちから聞こえてきました(笑)。自分も見た瞬間に全く同じことを思っていましたよ(笑)。世代のVSシリーズでさえ、もう20年以上前ですからね。
……うん。自分達もそれだけ歳をとったという事ですよ😭
締めはマイナスワンゴジラ
展示の締めは、やっぱり話題のゴジラマイナスワン。
ジオラマセットと共に展示してあり、大迫力でした。スマホをセットして動画が撮影出来るコーナーもありましたよ。
まとめ。ゴジラは何世代にもわたって愛され続けていく
以上、ゴジラ博のレポートでした!
実際に現場で着用された“本物”のゴジラに会えた、ファンとして最高のイベントでした。ずっと観てきた作品のゴジラが目の前にいる。それどころか、一緒に写真が撮れるなんて、本当に夢のような1日でした。一生忘れられないです。
それともう1つ感動したのが、ゴジラは何世代にもわたって愛され続けているコンテンツだと直に実感した事。老夫婦が昭和キングギドラを見て「あら懐かしいわねぇ」と楽しそうにお喋りしていたり、子ども達がリトルゴジラと仲良く写真を撮っていたり。
とにかく、会場の年齢層は子どもからおじいさん、おばあさんまで、本当に幅広かったです。
同世代と思われるVSシリーズやミレニアムシリーズの世代のファンも多かったですが、はるかに若い世代も非常に多く見られました。また、いたるところで子どもたちが、ゴジラやメカゴジラのムビモンを手に大はしゃぎ(笑) それを見守るお父さんが「このゴジラ、お父さんは映画館で見たんだよ」といった親子の会話も聞こえてきました。
ゴジラが何世代にもわたって愛され続けていることを実感した1日でした。